Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3グローバルファンイベントが9月11日(木)、都内にて行われ、W主演を続投する山﨑賢人&土屋太鳳ら、総勢13名が集結した。様々な仕掛けが用意されているらしい最新シリーズだが、ネタバレを恐れるあまりキャスト勢が「あれ」「それ」「あれは言ってOK?」と都度監督や周りに気遣う場面が多々。最終的に、発言を一番突っ込まれていた山﨑が「そんな…禁止でしたっけ?」と苦笑していた。
「今際の国のアリス」は麻生羽呂による同名コミックスを映像化した、大ヒットサバイバルドラマ。これまでシーズン1、2が制作され、世界中でTOP10入りを果たすなど、日本実写作品として国内外多くのファンに愛されてきた。

シーズン3では、アリスとウサギが今際の国で全てのげぇむに勝利し、元の世界に戻ってから4年後が描かれる。結婚して幸せな日々を過ごしていた2人だが、ある日ウサギが失踪、リュウジという男に導かれ今際の国へと自ら旅立った。絶望するアリスは再び今際の国へと足を踏み入れ、ウサギを取り戻すために命懸けでげぇむに挑む。

Netflixが日本でサービスを開始してから、本年9月で10周年を迎える。記念すべきタイミングでシーズン3の幕開けとなったわけだが、山崎は「シーズン1をやっていたときは、3までいくとは考えてもいなかったので、本当に幸せで光栄です。世界中の人が楽しんでもらえる作品を日本で作って発信できるのがうれしいです」と笑みを広げた。

山﨑とともに共闘してきた土屋も「感無量です。1と2を撮り終わり、完璧に終わりだと思っていたのでうれしいです。やっとお届けできると思うと、うれしいのと、ちょっと寂しい気持ちもあり。やはりワクワクしています。パワーアップした3をぜひ楽しんで見てほしいです」とほがらかに話した。

シーズン3から登場する賀来賢人は、ウサギを導いていく新キャラクターであり、重要なポジションを務めた。「ミステリアスなので…台本を読んでいても、どう見せていくか、彼の本音か裏があるかを緻密に計算しないとできない役でした。もう1個、とにかく非常にフィジカルが大事になってくるんです。言えないんですけど、あれがあれしてくるんです(笑)」とネタバレを回避しながら「あれ」を多用する賀来に、全員がワイワイとした雰囲気に。

さらに賀来は「単純に役者として、太鳳ちゃんと山﨑君の現場の居方が本当にいいんです。力が抜けているけど本番はばちっと変わって。たまに2人は3歳児にもなるけど(笑)、その空気が現場に伝染していく。本当にハードなシーンばかりで、普通の現場は罵声が飛んだりピリピリするはずだけど、2人のおかげでここまでリラックスした空間になるんだなと知りました」と絶賛していた。
イベントでは、そのほか、磯村勇斗、三吉彩花、毎熊克哉、須藤理彩、池内博之、玉城ティナ、醍醐虎汰朗、玄理、吉柳咲良、佐藤信介監督が出席した。

「今際の国のアリス」シーズン3は9月25日(木)よりNetflixにて世界独占配信。


