元プロボクサー、クリスティ・マーチンを描く伝記映画『Christy(原題)』の予告編が公開された。主演はドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」などで人気のシドニー・スウィーニー。監督は『キング』のデヴィッド・ミショッドが務め、2人はプロデューサーとしても名を連ねている。
本作は9月5日、トロント国際映画祭でワールドプレミアを迎えた。アメリカでは11月7日に公開予定だ。
クリスティ・マーチンは1980年代後半、女子ボクシングのスターの一人として世界的な名声を獲得した。22歳のときに、トレーナー兼マネージャーで25歳年上のジム(ベン・フォスター)と結婚。2009年には世界チャンピオンの座を得るが、リンク外では家族やアイデンティティをめぐる葛藤、そして支配的なジムとの関係が危険で命に関わるものへと変わっていくという過酷な闘いが待ち受けていた。予告編では、その一連の様子が描かれている。
予告編の公開を受け、シドニー・スウィーニーの役作りに対して「アカデミー主演女優賞の候補になる予感!」「劇的な変身に驚いた。本編も期待できそう」と称賛の声が相次いでいる。


