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X‑MENシリーズの時系列が丸わかり!公開順・視聴順・オリジナルから最新作まで徹底解説

X-MENシリーズの複雑な時系列を公開順・視聴順・目的別に解説し、初心者でも楽しめる観賞法や今後の展開を紹介している。

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「X-MENシリーズ、作品が多すぎてどの順番で観ればいいかわからない…」「時系列が複雑で、話がつながらない!」そんな悩みを抱えていませんか?マーベルヒーローの中でも長い歴史を持つX-MENは、多くの映画作品が公開されており、その魅力的なキャラクターと深い物語に惹かれる一方で、シリーズを追いかける難しさを感じる方も少なくありません。

特に、過去と未来が交錯するストーリーやスピンオフ作品の存在が、初心者の方を混乱させてしまう原因になっています。しかし、ご安心ください。この記事では、そんな複雑なX-MENシリーズの時系列を、誰にでも分かりやすく徹底的に解説します。

公開順と時系列順、それぞれのメリットや楽しみ方を知ることで、あなたのX-MEN体験はより一層豊かなものになるはずです。これを読めば、もう視聴順で迷うことはありません。さあ、一緒にミュータントたちの壮大な物語を最高の形で楽しみましょう。

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X-MENの世界と時系列の基礎知識

X-MENシリーズを最大限に楽しむためには、まず基本的な世界観と、なぜ時系列が複雑なのかを知っておくことが大切です。ここでは、シリーズの根幹をなす設定と、時系列が複雑になった理由について分かりやすく解説します。

X-MENシリーズの設定と魅力

X-MENシリーズの物語の中心にいるのは、「ミュータント」と呼ばれる超人的な能力を持って生まれた人々です。彼らはその特殊な能力ゆえに、普通の人間たちから恐れられ、時には迫害される存在として描かれています。

この物語の大きな魅力は、ミュータントと人間の共存という深いテーマにあります。ミュータントの権利を主張し、平和的な共存を模索するプロフェッサーX率いる「X-MEN」と、人間による支配からの解放を目指し、過激な手段もいとわないマグニートーとの対立が、シリーズを通しての大きな軸となっています。ウルヴァリンやストームなど、個性豊かで魅力的なキャラクターたちが抱える葛藤や成長も、多くのファンを惹きつけてやまない魅力の一つです。

X-MENの時系列が複雑な理由

X-MENシリーズの時系列がなぜこれほど複雑に感じるのか、その理由は大きく分けて3つあります。まず一つ目は、2000年から始まった「オリジナル三部作」と、その過去を描く形で2011年から始まった「新シリーズ」が存在することです。二つ目は、シリーズの中でも特に重要な作品『X-MEN: フューチャー&パスト』で、未来を救うために過去へタイムトラベルし、歴史に大きな変化をもたらす展開があることです。

この出来事によって、物語は大きく分けて「未来改変前」と「未来改変後」の二つのタイムライン(時間軸)に分岐してしまいました。そして三つ目は、ウルヴァリンやデッドプールといった人気キャラクターを主役にしたスピンオフ作品が複数製作されていることも、全体の流れを把握しにくくしている一因と言えるでしょう。

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X-MENシリーズの作品一覧とカテゴリー別時系列

ここでは、複雑なX-MENシリーズを理解しやすくするために、各作品をカテゴリーに分けてご紹介します。オリジナルシリーズからスピンオフまで、それぞれの作品群がどのような物語なのかを把握していきましょう。

オリジナル三部作の作品リスト

2000年に公開された『X-MEN』から始まるこの三部作は、スーパーヒーロー映画の人気に火をつけた先駆け的なシリーズです。

プロフェッサーX率いるX-MENと、マグニートー率いるブラザーフッドとの戦いを軸に、ミュータントと人間の関係性を描いています。このシリーズで、ウルヴァリンやストーム、サイクロップスといった主要キャラクターたちが登場し、彼らの能力や人間関係の基礎が築かれました。

  • X-MEN(2000年)

  • X-MEN2(2003年)

  • X-MEN: ファイナル ディシジョン(2006年)

新シリーズとその時系列

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』から始まるこのシリーズは、若き日のプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)とマグニートー(エリック・レーンシャー)の出会いと決別を描く前日譚です。なぜ二人が異なる道を歩むことになったのか、X-MEN結成の背景が明かされます。そして『フューチャー&パスト』で過去が改変されたことにより、オリジナル三部作とは異なる歴史を歩むことになります。

  • X-MEN: ファースト・ジェネレーション(2011年)

  • X-MEN: フューチャー&パスト(2014年)

  • X-MEN: アポカリプス(2016年)

  • X-MEN: ダーク・フェニックス(2019年)

ウルヴァリンを主役とした作品

X-MENシリーズの中でも絶大な人気を誇るウルヴァリンに焦点を当てたスピンオフ三部作です。彼の謎に包まれた過去、不死身のヒーリング・ファクターとアダマンチウムの爪の誕生秘話を描く『X-MEN ZERO』、日本を舞台にした『SAMURAI』、そして彼の物語の重要な終着点を描いた『LOGAN/ローガン』まで、ウルヴァリンという一人の男の壮絶な人生を深く掘り下げています。

  • ウルヴァリン: X-MEN ZERO(2009年)

  • ウルヴァリン: SAMURAI(2013年)

  • LOGAN/ローガン(2017年)

デッドプールを主役とした作品

ヒーローの常識を打ち破る、型破りなアンチヒーロー「デッドプール」が主役のシリーズです。過激なアクションとブラックユーモア、そして観客に話しかける「第四の壁」を破る演出が特徴で、他のX-MEN作品とは一線を画す作風が人気を博しています。世界観はX-MENシリーズと共有しており、コロッサスなどのキャラクターも登場します。

  • デッドプール(2016年)

  • デッドプール2(2018年)

その他の単体映画やアニメ作品

X-MENの世界はさらに広がりを見せており、若きミュータントたちの葛藤と戦いをホラーテイストで描いた『ニュー・ミュータント』のような単体スピンオフ作品も存在します。これらの作品は、本筋とは直接つながらないものの、X-MENユニバースの多様性を示しています。

また、1990年代に放送されたアニメシリーズや、その正統な続編としてマーベル・スタジオが製作した『X-MEN '97』など、映像作品は多岐にわたります。

補足:『X-MEN ’97』はDisney+で2024年3月20日(水)より配信開始(シーズン1:全10話)しています。

シリーズ別に観る際のポイント

X-MENシリーズをシリーズ別に観る場合、それぞれの特徴を理解しておくとより楽しめます。「オリジナル三部作」は、まずX-MENの基本的な世界観を知るのに最適です。「新シリーズ」は、主要キャラクターたちの若き日の物語であり、関係性の原点が描かれているため、感情移入しやすくなります。

「ウルヴァリン三部作」は、一人のキャラクターの人生を深く追体験したい方におすすめです。「デッドプールシリーズ」は、難しいことを考えずにアクションとコメディを楽しみたい時にぴったりです。まずは気になるシリーズから手をつけてみるのも良いでしょう。

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X-MEN最新作と今後の公開予定

長年にわたりファンを魅了し続けるX-MENシリーズ。その世界はまだまだ広がりを見せています。ここでは、大きな話題を呼んでいる最新作と、これから私たちが目にすることになるであろう今後の展開についてご紹介します。

デッドプール&ウルヴァリンの見どころ

ファンが長年待ち望んだ、デッドプールとウルヴァリンという二大人気キャラクターの共演がついに実現します。正反対の性格を持つ二人が、不本意ながらも協力してミッションに挑む姿が描かれます。見どころは、デッドプールならではのブラックユーモアと、ウルヴァリンのシリアスなアクションが絶妙に融合した、予測不能な展開です。

また、本作はウルヴァリンが原作コミックで象徴的な黄色いコスチュームを纏って登場することや、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品としてマーベル・スタジオが製作した正式なMCU映画である点も重要です。

公開情報:米国は2024年7月26日(金)に劇場公開、日本は7月24日(水)に先行公開が行われました。

今後の公開予定と製作情報

『デッドプール&ウルヴァリン』以降のMCUにおけるX-MEN実写展開については、企画の存在を伝える報道はあるものの、2025年9月1日現在、マーベル・スタジオ公式サイトでの作品発表(タイトル/公開日/主要キャスト等の確定情報)は公表されていません。

具体的な公開日やキャストはまだ発表されていませんが、これまでのシリーズとは異なる、新しいミュータントたちの物語が展開されることへの期待が高まっています。アニメシリーズ『X-MEN '97』の好評もあり、今後、映画や配信シリーズなど様々な形でX-MENの世界が広がっていくことは間違いないでしょう。

X-MENシリーズを見る順番とおすすめの視聴方法

ここまで各作品を紹介してきましたが、「結局どの順番で観ればいいの?」という疑問が一番の関心事でしょう。ここでは、代表的な視聴順である「公開順」と「時系列順」、そしてあなたの目的に合わせたおすすめの視聴方法を具体的に提案します。

公開順で観る場合のメリット

初めてX-MENシリーズに触れる方には、まず映画が公開された順番で観ることを強くおすすめします。この方法の最大のメリットは、物語の背景やキャラクターの関係性が、製作陣が意図した通りに少しずつ明らかになっていくのを体験できることです。

後から公開された作品で明かされる過去の出来事や伏線が、より効果的に感じられます。また、CG技術の進化をリアルタイムで感じられるのも、公開順ならではの楽しみ方と言えるでしょう。まずはこの順番で全体像を掴むのが、最も混乱しにくい方法です。

【公開順リスト】

  1. X-MEN (2000)

  2. X-MEN2 (2003)

  3. X-MEN: ファイナル ディシジョン (2006)

  4. ウルヴァリン: X-MEN ZERO (2009)

  5. X-MEN: ファースト・ジェネレーション (2011)

  6. ウルヴァリン: SAMURAI (2013)

  7. X-MEN: フューチャー&パスト (2014)

  8. デッドプール (2016)

  9. X-MEN: アポカリプス (2016)

  10. LOGAN/ローガン (2017)

  11. デッドプール2 (2018)

  12. X-MEN: ダーク・フェニックス (2019)

  13. ニュー・ミュータント (2020)

  14. デッドプール&ウルヴァリン (2024)(米国公開:2024年7月26日/日本公開:2024年7月24日)

時系列順で観る場合の楽しみ方

物語の中で起こった出来事を年代順に追体験したい、という方には時系列順での視聴がおすすめです。この順番で観ると、キャラクターたちの成長や関係性の変化、そして歴史の流れをより深く理解することができます。

ただし、前述の通り『X-MEN: フューチャー&パスト』によって時間軸が分岐するため、非常に複雑になります。すでに一度シリーズを観たことがある方が、物語を再構築し、新たな発見をするための上級者向けの楽しみ方と言えるでしょう。

目的別おすすめ視聴方法

「全作品を観る時間はないけど、要点だけ押さえたい」「特定のキャラクターが好き」という方のために、目的別の視聴プランをご提案します。

目的

おすすめの視聴順

とにかくX-MENの基本を知りたい

オリジナル三部作(『X-MEN』→『X-MEN2』→『ファイナル ディシジョン』)

ウルヴァリンの全てを知りたい

ウルヴァリン三部作(『X-MEN ZERO』→『SAMURAI』→『LOGAN/ローガン』)

新しい世代のX-MENから観たい

新シリーズ(『ファースト・ジェネレーション』→『フューチャー&パスト』→『アポカリプス』→『ダーク・フェニックス』)

笑ってスカッとしたい

デッドプールシリーズ(『デッドプール』→『デッドプール2』)

X-MENシリーズ時系列と時間軸の整理

最後に、シリーズで最も重要なポイントである二つのタイムラインを整理します。『X-MEN: フューチャー&パスト』を分岐点として、歴史がどのように変わったのかを把握することで、物語全体の理解が格段に深まります。

注:以下の年代表記のうち、公式一次資料で年が明示されていないものにはを付しています。

オリジナルタイムライン(未来改変前)

『フューチャー&パスト』で過去が改変される前の、元々の歴史の流れです。ミュータントがセンチネルによって絶滅の危機に瀕する暗い未来へと続いていきます。

  1. X-MEN: ファースト・ジェネレーション (1962年)

  2. ウルヴァリン: X-MEN ZERO (1979年頃~)

  3. X-MEN (2000年代初頭)

  4. X-MEN2 (2000年代中頃)

  5. X-MEN: ファイナル ディシジョン (2000年代末)

  6. ウルヴァリン: SAMURAI (2013年)

  7. X-MEN: フューチャー&パスト (2023年の未来パート)

新タイムライン(未来改変後)

『フューチャー&パスト』でウルヴァリンが過去に介入し、センチネル計画を阻止したことで生まれた新しい歴史の流れです。これにより、オリジナル三部作で描かれた出来事は一部変更され、キャラクターたちの運命も変わりました。

  1. X-MEN: ファースト・ジェネレーション (1962年)

  2. X-MEN: フューチャー&パスト (1973年の過去パート)

  3. X-MEN: アポカリプス (1983年)

  4. X-MEN: ダーク・フェニックス (1992年)

  5. デッドプール (2016年)

  6. デッドプール2 (2018年)

  7. LOGAN/ローガン (2029年)

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公開順に紹介するX-MEN各作品のあらすじと見どころ

X-MENシリーズの世界を深く理解するため、まずは公開された順番に各作品のあらすじと見どころを追いかけていきましょう。この順番で観ることで、製作陣が意図した物語の展開や、シリーズがどのように進化していったかを把握しやすくなります。

2000年公開の『X-MEN』概要

記念すべきシリーズ第1作目。ミュータント能力を持つがゆえに孤独を抱えるローガン(ウルヴァリン)と少女ローグが、プロフェッサーX率いるミュータントチーム「X-MEN」と出会うところから物語は始まります。

人類との共存を目指すX-MENと、人類の支配を目論むマグニートーとの思想の違いが明確に描かれ、シリーズ全体のテーマを打ち立てた重要な作品です。魅力的なキャラクターたちの登場と、彼らが織りなす人間ドラマが描かれます。

2003年公開の続編『X-MEN2』

前作を大きく上回るスケールで描かれるシリーズ第2弾。ミュータント登録法案を推し進めるストライカーの襲撃をきっかけに、X-MENとマグニートーが一時的に手を組むという展開が見どころです。

ウルヴァリンの謎に包まれた過去に迫るストーリーが軸となり、ナイトクローラーなど新たな人気ミュータントも登場。ミュータントと人間の対立がより深刻化し、スリリングなアクションシーンも満載で、ファンの間ではシリーズ最高傑作の一つとされています。

2006年公開『X-MEN:ファイナル ディシジョン』

オリジナル三部作の完結編。ミュータントの能力を消し去る薬「キュア」が開発されたことで、ミュータント社会は大きく揺れます。ミュータントのままでいるか、人間に戻るかという究極の選択を迫られるキャラクターたちの葛藤が描かれます。

さらに、前作で命を落としたと思われたジーン・グレイが強大な力を持つ別人格「フェニックス」として復活し、物語は衝撃的なクライマックスへと向かいます。多くのキャラクターの運命が決定づけられる、三部作の結末として重要な一作です。

ローガンの起源を描く『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)

大人気キャラクター、ウルヴァリンの過去に焦点を当てた初のスピンオフ作品です。本名はジェームズ・ハウレット、通称ローガンという彼が、なぜ記憶を失い、最強の金属アダマンチウムの骨格を持つ「ウルヴァリン」となったのか、その誕生秘話が明かされます。

兄であるビクター(セイバートゥース)との確執や、愛する女性との悲劇的な物語が描かれ、彼の孤独と怒りの根源が示されます。ガンビットやデッドプール(本作では設定が大きく異なる)といったキャラクターも登場します。

若き日の物語『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)

物語の時間を大きく遡り、若き日のプロフェッサーX(チャールズ)とマグニートー(エリック)の出会いを描いた、新たなキャストによる前日譚です。

二人がまだ親友だった頃、いかにしてミュータントのチームを結成し、なぜ後に袂を分かつことになったのかが明らかにされます。キューバ危機を背景にしたスタイリッシュな映像と、実力派若手俳優たちが演じるキャラクターたちの新鮮な魅力が描かれ、シリーズの新たな傑作と評価されています。

日本が舞台の『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)

『ファイナル ディシジョン』後のウルヴァリンを描くスピンオフ第2弾。過去のトラウマに苦しむ彼は、かつて命を救った日本の実業家に招かれ来日します。

しかし、そこで巨大な陰謀に巻き込まれ、初めて「死」の恐怖に直面することになります。日本の風景の中で繰り広げられる、やくざや忍者とのバトルが見どころの一つです。不死身のヒーローが抱える内面の葛藤を深く描いた、人間味あふれるアクション作品です。

時間改変を描く『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)

シリーズの時系列を理解する上で最も重要な作品です。未来(作中設定は2023年)では、ミュータントを狩るロボット「センチネル」によって絶滅の危機に瀕していました。未来を変えるため、ウルヴァリンが1973年の過去に精神を送り込み、若きチャールズとエリックに協力を求めます。

オリジナル三部作のキャストと新シリーズのキャストが豪華共演を果たし、2つの時代をまたにかけた壮大な物語が展開されます。この作品により、物語のタイムラインが大きく分岐することになります。

破天荒ヒーロー『デッドプール』(2016年公開)

X-MENユニバースに突如現れた、常識破りのアンチヒーロー。元傭兵のウェイド・ウィルソンが、末期ガンを治療するための人体実験で醜い姿と不死身の肉体を手に入れ、「デッドプール」として復讐に乗り出します。

過激な暴力描写とブラックユーモア、そして観客に話しかける「第四の壁」を破るユニークな演出が特徴。他のシリーズ作品とは一線を画すコメディタッチの作風で、世界的な大ヒットを記録しました。

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人類滅亡の危機『X-MEN:アポカリプス』(2016年公開)

『フューチャー&パスト』で改変された後の新しいタイムラインを描く続編。舞台は1983年、数千年の眠りから目覚めた最古にして最強のミュータント「アポカリプス」が、文明をリセットし世界を支配しようとします。

若きサイクロップス、ストーム、ジーン・グレイらがX-MENとして成長していく姿が描かれ、世代交代を感じさせる一作です。アポカリプスの圧倒的なパワーと、X-MENのチームワークが見どころです。

哀愁漂う『LOGAN/ローガン』(2017年公開)

ウルヴァリン三部作の完結編にして、シリーズ屈指の名作と名高い作品です。舞台はミュータントがほぼ絶滅した2029年の未来。

長年の戦いで心身ともに傷つき、治癒能力も衰えたローガンが、年老いたチャールズ・エグゼビアと、自身と同じ能力を持つ謎の少女ローラを守るため、最後の戦いに身を投じます。これまでのヒーロー映画とは一線を画す、シリアスで暴力的な描写と、深い人間ドラマが高い評価を得ました。

さらなる過激さ『デッドプール2』(2018年公開)

前作からさらにパワーアップしたアクションとギャグで贈る続編。最愛の恋人を失い、自暴自棄になったデッドプールが、未来から来た強力な敵ケーブルからミュータントの少年を守るため、特殊能力者チーム「X-フォース」を結成します。

前作以上に他のヒーロー映画をイジり倒すパロディ満載で、予測不能なストーリー展開が魅力。ドミノやケーブルといった新キャラクターたちも強烈な個性を放っています。

ジーンの暴走を描く『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019年公開)

若きキャスト陣によるシリーズの最終章。宇宙でのミッション中に謎のエネルギーを浴びたジーン・グレイが、内に秘めていた強大なパワーを制御できなくなり、最も危険な存在「ダーク・フェニックス」へと変貌してしまいます。

彼女の暴走はX-MENを分裂させ、仲間同士の悲しい戦いへと発展します。家族同然だった仲間たちの絆が試される、シリアスでダークな物語が描かれます。

新世代の若者たち『ニュー・ミュータント』(日本では2021年6月11日配信開始)

X-MENユニバースの世界観を共有しつつ、これまでのシリーズとは全く異なるアプローチで描かれたスピンオフ作品。謎の施設に隔離された5人の若いミュータントたちが、自分たちの能力に苦悩しながら、施設からの脱出を試みます。

スーパーヒーロー映画というよりも、サイコホラーや青春映画の要素が強く、ミュータントの持つ「異質さ」や「恐怖」に焦点を当てた異色作です。

最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年公開)

多くのファンが待ち望んだ夢の共演が実現。デッドプールが、別のユニバースから来た気難しいウルヴァリンと無理やりチームを組み、世界の危機に立ち向かいます。

本作は、これまで20世紀スタジオが製作してきたX-MENシリーズと、ディズニー傘下のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が本格的に交わる、歴史的な一作となります。R指定ならではの過激なアクションとコメディ、そして二人の化学反応から目が離せません。加えて、本作はマーベル・スタジオ製作のMCU作品であり、2025年9月1日時点の全世界興行収入は約13億3,807万ドルです。

X-MEN映画の興行収入ランキング

20年以上にわたるシリーズの中で、どの作品が最も成功を収めたのでしょうか。ここでは、全世界での興行収入に基づいたランキングをご紹介します。

順位

作品名

全世界興行収入(推定)

1位

デッドプール&ウルヴァリン

約13億3,800万ドル

2位

デッドプール2

約7億8,500万ドル

3位

デッドプール

約7億8,200万ドル

4位

X-MEN: フューチャー&パスト

約7億4,600万ドル

5位

LOGAN/ローガン

約6億1,900万ドル

6位

X-MEN: アポカリプス

約5億4,390万ドル

7位

X-MEN: ファイナル ディシジョン

約4億5,930万ドル

8位

ウルヴァリン: SAMURAI

約4億1,480万ドル

9位

X-MEN2

約4億770万ドル

10位

ウルヴァリン: X-MEN ZERO

約3億7,300万ドル

※興行収入はBox Office Mojoなどのデータ(All Releases集計)を参考にしています(2025年9月1日時点)。為替レートにより変動があります。

各作品の評価とおすすめ度

興行収入だけでなく、批評家やファンの評価も作品選びの重要な指標です。ここでは、各作品の評価と、どんな人におすすめかを表にまとめました。

作品名

評価(参考)

こんな人におすすめ

X-MEN

高評価

シリーズの基本を知りたい初心者

X-MEN2

非常に高い評価

質の高いヒーロー映画を観たい人

X-MEN: ファイナル ディシジョン

賛否両論

オリジナル三部作の結末が気になる人

ウルヴァリン: X-MEN ZERO

賛否両論

ウルヴァリンの過去を知りたい人

X-MEN: ファースト・ジェネレーション

非常に高い評価

キャラクターの人間関係を深く知りたい人

ウルヴァリン: SAMURAI

高評価

一味違ったウルヴァリンの物語を見たい人

X-MEN: フューチャー&パスト

非常に高い評価

シリーズの集大成と転換点を体感したい人

デッドプール

非常に高い評価

笑ってスッキリしたい人、ヒーロー映画好き

X-MEN: アポカリプス

賛否両論

新しい世代のX-MENの活躍が見たい人

LOGAN/ローガン

傑作との呼び声多数

感動的な人間ドラマを味わいたい大人

デッドプール2

非常に高い評価

過激なアクションとコメディが好きな人

X-MEN: ダーク・フェニックス

厳しい評価

新シリーズの結末を見届けたいファン

ニュー・ミュータント

賛否両論

ホラーテイストの異色作に興味がある人

※評価は各種レビューサイトのスコアを総合的に判断したものです。

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X-MENのコミック・アニメ作品紹介

映画シリーズの源流には、長い歴史を持つコミックと、多くのファンに愛されたアニメシリーズがあります。これらの作品を知ることで、X-MENの世界をさらに深く楽しむことができます。

1990年代アニメ「X-メン」の魅力

1992年から放送されたこのアニメシリーズは、多くの人々にとって「X-MEN」の入門書となりました。原作コミックの重要なストーリーラインを忠実に再現しつつ、子供にも分かりやすいドラマチックな展開で人気を博しました。

特に、一度聴いたら忘れられないオープニングテーマは象徴的です。ウルヴァリンやサイクロップス、ジーン・グレイなど、映画版のイメージの元となったキャラクターデザインもこの作品で確立され、後の実写映画にも大きな影響を与えています。

最新アニメシリーズ「X-Men ’97」

伝説的な90年代アニメの正統な続編として、2024年にディズニープラスで配信が開始された話題作です。前作の最終回から続く物語が描かれ、当時の声優陣の多くが再集結しました。懐かしいアートスタイルを再現しつつも、現代的なアニメーション技術でアクションシーンは格段にパワーアップしています。

プロフェッサーXを失ったX-MENが、新たな脅威にどう立ち向かうのか。往年のファンはもちろん、新しい世代のファンも楽しめる内容で、非常に高い評価を獲得しています。なお、シーズン1(全10話)は2024年3月20日に配信開始されました。

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その他のアニメ・ドラマ作品

X-MENの世界は、これら以外にも様々な形で映像化されています。例えば、日本で制作された『X-MEN』(2011年)や『ウルヴァリン』(2011年)といったアニメシリーズは、日本のファンに向けた独自のアプローチが特徴です。

また、実写ドラマシリーズとして、プロフェッサーXの息子が主人公とされる『レギオン』や、ミュータントの家族の逃避行を描く『ザ・ギフテッド』なども製作されました。これらは映画本編とは独立した物語ですが、X-MENユニバースの多様性と奥深さを示しています。

コミック原作と映画の違い

映画シリーズは、半世紀以上にわたるコミックの歴史から多くの要素を取り入れていますが、いくつかの重要な違いも存在します。例えば、ウルヴァリンは原作では小柄なキャラクターとして描かれていますが、映画ではヒュー・ジャックマンの好演により高身長でカリスマ的なイメージが定着しました。

また、キャラクターのコスチュームも、原作のカラフルなデザインから、映画ではより現実的な黒いレザーコスチュームに変更されています。(『デッドプール&ウルヴァリン』では、ついに原作に近い黄色いコスチュームが登場し話題となりました)。物語も、映画ならではの構成に再構築されている部分が多く、両者を見比べることで新たな発見があります。

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X-MENシリーズとMCU・アベンジャーズの関係性

「X-MENはアベンジャーズの世界にはいないの?」これはマーベル映画ファンなら誰もが抱く疑問でしょう。ここでは、長年複雑だったX-MENとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の関係性について解説します。

アベンジャーズとのクロスオーバー可能性

かつて、X-MENの映画化権は20世紀フォックス社(現・20世紀スタジオ)が、アベンジャーズの映画化権はマーベル・スタジオ(ディズニー傘下)が保有していたため、両者の共演は契約上不可能でした。しかし、2019年にディズニーがフォックスを買収したことで、この壁はついに取り払われました。これにより、X-MENがMCUに合流する道が開かれたのです。

その第一歩が、MCUの世界を舞台にした『デッドプール&ウルヴァリン』です。今後、MCU版の新たな『X-MEN』映画の製作も発表されており、将来的にはアベンジャーズとの本格的なクロスオーバーが期待されています。

スピンオフ作品とのつながり

『ウルヴァリン』三部作や『デッドプール』シリーズは、X-MEN本編と世界観を共有するスピンオフ作品です。これらの作品は、特定のキャラクターに深く焦点を当てることで、本編では描ききれなかった側面を補完しています。

特に『デッドプール』は、他のX-MENキャラクターが登場するなど直接的なつながりを見せつつも、独自のコメディ路線を貫いています。一方で『LOGAN/ローガン』や『ニュー・ミュータント』は、本筋のタイムラインから少し離れた場所で、より独立した物語として楽しむことができます。

ファンタスティック・フォーや他シリーズとの関係

X-MENと同様に、かつて20世紀フォックスが権利を保有していたヒーローチームに「ファンタスティック・フォー」がいます。彼らもまた、ディズニーによる買収を経てMCUへの合流が決定しており、すでに新しいキャストでの映画製作が進行中です。

これにより、コミックの世界では長年のライバルであり、また盟友でもあったヒーローたちが、ついにスクリーン上で一堂に会する可能性が生まれました。X-MENのMCU合流は、マーベル・ユニバース全体の未来を大きく広げる、非常に重要な出来事なのです。

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X-MENに関するよくある質問

ここまでシリーズを解説してきましたが、まだ疑問に思う点もあるかもしれません。ここでは、X-MENシリーズに関して特に多く寄せられる質問にお答えします。

X-MENを時系列順に見るメリットは?

時系列順に観る最大のメリットは、キャラクターたちの人生や歴史の流れを年代順に追体験できることです。特に、若き日のチャールズとエリックの関係がどのように変化していったのかをスムーズに理解できます。

ただし、『フューチャー&パスト』でタイムラインが分岐するため、初見ではかえって混乱する可能性があります。まずは公開順で全体像を把握した後に、物語をより深く考察したい上級者向けの楽しみ方としておすすめです。

初心者はどの作品から見るべき?

初めてX-MENシリーズを観る方は、迷わず公開順に『X-MEN』(2000年)から観始めることを強くおすすめします。

これが最もストーリーを自然に理解できる順番です。もし時間がなく、要点だけ押さえたい場合は、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』から始まる新シリーズを観るのも良いでしょう。主要キャラクターの原点が描かれているため、感情移入しやすいはずです。

デッドプールシリーズは本編とどう関わる?

デッドプールシリーズは、X-MENと同じ世界を舞台にしたスピンオフ作品です。コロッサスやネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドといったX-MENメンバーが登場し、世界観を共有していることが示されています。

しかし、物語のトーンは本編とは全く異なる過激なコメディです。最新作『デッドプール&ウルヴァリン』では、ついにMCUの世界と本格的にリンクし、シリーズ全体の橋渡し役となる重要なポジションを担っています。

今後の新作はいつ公開される?

マーベル・スタジオは、MCUの世界観に沿った新しい『X-MEN』実写映画の企画を進めています。2025年7月の取材でケヴィン・ファイギがジェイク・シュライアーの起用に言及しましたが、公開日や主要キャストは未発表です(2025年9月1日時点)。既存シリーズからの完全リブートかどうかも含め、詳細は今後の正式発表を待つ段階です。

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X-MEN時系列に関する記事のまとめ

この記事では、複雑で難解に思われがちなX-MENシリーズの映画について、公開順と時系列順、それぞれの楽しみ方を軸に徹底解説してきました。作品数が多く、タイムラインが分岐するなど、確かに少しトリッキーなシリーズではあります。しかし、この記事でご紹介した視聴順や各作品の見どころを参考にすれば、よりスムーズに物語を理解できるはずです。

まずは初心者の方におすすめの「公開順」で、ミュータントたちの壮大な物語の世界に飛び込んでみてください。そして、シリーズを観終えた後には、ぜひ「時系列順」で物語を再構築し、新たな発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。これからMCUというさらに大きな世界へと羽ばたいていくX-MENの未来は、可能性に満ちています。このガイドを片手に、あなただけの最高のX-MEN視聴体験をスタートさせましょう。

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《シネマカフェ編集部》
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