10月3日よりNetflixにて配信がスタートした韓国ドラマ「魔法のランプにお願い」で描かれる韓国ドラマのパロディが話題となっている。
「魔法のランプにお願い」は、感情がなくサイコパス気質なガヨン(スジ)とランプに閉じ込められていた魔人イブリース(キム・ウビン)が出会い、絆を深めていくロマンスコメディ。過去に「むやみに切なく」で共演したスジとキム・ウビンは、本作で9年ぶりの再共演を果たした。
本作の脚本を務めたのは、「シークレット・ガーデン」「太陽の末裔 Love Under The Sun」「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」と数多くの名作を生み出してきたキム・ウンスク。「魔法のランプにお願い」の劇中にはキム・ウンスクのヒット作など、名作ドラマのパロディが隠されている。
Netflix Koreaの公式Instagramでまず紹介されているのは、2023年の百想芸術大賞ドラマ部門で作品賞を受賞するなど一世を風靡した「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で、主人公のドンウン(ソン・ヘギョ)が自身をいじめていたヨンジン(イム・ジヨン)に狂ったように拍手をする名シーン。「かっこいいよ、ヨンジン!」というセリフをガヨンに言い換えて、服装まで完璧にコピーしているキム・ウビンの姿が面白い。本作にはキム・ウンスク作品と縁の深いソン・ヘギョが特別出演していることも話題となっている。
また、「相続者たち」のパロディとして、キム・ウビン自身が演じたヨンドがウンサン(パク・シネ)にかけたセリフ「そうやって寝てると守りたくなる」を「そんなものを持ってると守りたくなる」と言い換えるシーンも。さらに、ガヨンの親友ミンジ(イ・ジュヨン)は、「相続者たち」のヒョシン(カン・ハヌル)のセリフ「サタンの学校にルシファーの登場とは」に沿うように「何だろう、サタンやルシファーが登場しそう」というセリフを放った。そのほか「パリの恋人」の1シーンや、ソン・ガンホ主演映画『観相師』でイ・ジョンジェが演じた首陽大君に扮したシーンなども登場する。

