間宮祥太朗“キング”＆新木優子“園子”のバディ誕生に「鳥肌たった」考察大盛り上がり＆心情描写も好評「良いこと悪いこと」

間宮祥太朗と新木優子のW主演「良いこと悪いこと」の第1話が10月11日に放送開始。初回から予測不能な展開に、「続きが気になる！！」「面白かった 展開がはやくて」「考察しがいがありそうなドラマが始まった」と早くも盛り上がりを見せている。

本作は、タイムカプセルから出てきた顔の塗りつぶされた卒業アルバムをきっかけに同級生の不審死が始まる、予測不能なノンストップ考察ミステリードラマ。

主演の間宮祥太朗と新木優子が演じるのは、手を組んで同級生の不審死の真相と謎に迫る高木将と猿橋園子。

高木は、小学生のときはクラスのリーダー的存在で、キングと呼ばれ、現在は実家の塗装屋を継いだ一児の父。園子は、高木の同級生で“どの子”と呼ばれ、現在は「週刊アポロ」の記者として活躍している。

さらに、高木と園子と同じ、鷹里小学校6年1組の卒業生として、「SixTONES」の森本慎太郎が、高木の親友でアプリ開発を行う会社「TURBOinc.」社長・小山隆弘役。剛力彩芽が、専業主婦・土屋ゆき役で出演。藤間爽子が、区民事務所職員・小林紗季を演じる。

また、工藤阿須加が居酒屋店主・桜井幹太、松井玲奈がホステス・中島笑美、稲葉友が美容師・豊川賢吾、森優作がニートの羽立太輔、水川かたまり（空気階段）が薬剤師・武田敏生を演じるほか、深川麻衣、戸塚純貴、木村昴が出演。

「学校創立50周年を迎える2025年に、みんなでタイプカプセルを掘り起こそう」――。東京郊外で小さな塗装会社を営む高木将（間宮祥太朗）、34歳。小学生の頃はクラスのリーダー的存在で、みんなの憧れの的。その名をもじって、みんなから「キング」と呼ばれていた。そんな高木もいまではすっかり丸くなり、地元で家業を継ぎながら、2歳上の妻・加奈（徳永えり）と小学4年生の娘・花音（宮崎莉里沙）を養う普通のパパ。22年前に校庭に埋めたタイムカプセルのことなんて、とっくの昔に忘れていたのだが…。

約束のタイムカプセルを掘り起こすため、22年ぶりに母校に集まった元6年1組。高木と仲の良かった武田敏生（水川かたまり）、専業主婦の土屋ゆき（剛力彩芽）、美容師になった豊川賢吾（稲葉友）、居酒屋を経営する桜井幹太（工藤阿須加）、学級委員長だった小林紗季（藤間爽子）もいる。当時担任だった大谷先生（赤間麻里子）は、いまや校長先生だ。そして、みんながこの日、会うのを一番楽しみにしていた猿橋園子（新木優子）――。美人記者としてテレビや雑誌で大活躍の園子に、武田や桜井は「俺のこと覚えてますか!?」と大はしゃぎするが…。

掘り起こしたタイムカプセルには、22年前に描いた「みんなの夢」の絵が入っていた。それぞれが、自分の描いた絵を見て懐かしむ。桜井は「消防士」の絵、武田は「空を飛ぶ」絵。「高木くんは何描いたの？」と聞かれた高木は、慌てて絵を隠し…。

誰が入れたのか、タイムカプセルの中に卒業アルバムが1冊。何気なくページをめくる高木は、6年1組のページを見て絶句。高木を含めた6人の顔写真が、無残に塗りつぶされているのだ。「なぜこの6人が？」と首をかしげる一同。しかし、高木だけは、塗りつぶされた6人の共通点に心当たりがあるようで…。そしてその夜、6人のうちの1人が、謎の死を遂げる――。

同窓会翌日、高木のところへ警察がやってきて武田がマンションから転落死したことを知らされる。その後、桜井の店で武田の死と卒業アルバムのことについて話す高木と桜井。あまり気にしていないような桜井に、高木は「お前、本当に覚えてないの？」「俺もお前も貧ちゃん（武田）も…アルバムで塗りつぶされてた6人ってのは…」と言いかけた時、園子が取材させてほしいと店に入ってくる。そして、明かされたのは、小学生当時の6人が園子を“どの子”と呼びいじめていたことだった――。

「私はよく覚えてますよ。忘れたことなんて一度もありません」「おかげで今でも閉所恐怖症を患っていますよ。エレベーターにも乗れなくて、大変不便です」と言う園子に対して桜井は「そんな昔のこと今さら…」と言うと、園子は「いじめられた側は忘れられないんですよ」と言い返す。そんなやりとりを聞いていた高木は「だから…殺した。お前が復讐したのか？」と武田殺害の容疑を園子に向ける。

ある日、高木は園子を呼び出し、6人でいじめをしていたことを認めるが「復讐するのは理解できない。あいつらに手だすんじゃねえよ。やるなら俺をやれ」と伝える。

ちょうどその時、桜井の店で火事が発生、店に飛び込んだ園子は火災の爆発に巻き込まれる。いじめの記憶が蘇り動けなくなった園子だったが、高木が救い出す。桜井は緊急搬送。ラストは、殺されたくない高木と疑われたくない園子が真相を突き止めるべくバディを組むという展開が描かれた。

実は高木と園子の回想では、器具庫に閉じ込められた園子を高木たち6人が扉を叩いてからかうというシーンが描かれた。そこでは園子を閉じ込めた犯人は明かされておらず、SNSでは「ドアを叩いた6人の他に誰か閉じ込めた子がいる？？」「閉じ込めたのは委員長っぽい」「実は委員長こそが、あのとき鍵を閉めていた、自分のしたことを隠すために殺人事件を引き起こしたのではないか、と思えてくる」と、閉じ込めたのは学級委員長だった小林紗季が怪しいという声が多く上がっている。

また、本作のポスタービジュアルのタイトルについて、「良い「こ」と　悪「い」こと わざと反転した平仮名になってるんだなぁ あと「と」だけフォント違うから、「良い子 と　悪い子 と」なんだろうな」「良いこと悪いこと→「良い子」と「悪い子」との意味なのかな？」「本当は良い子に見える子が悪い子で悪く見える子が良い子だったりして？」とタイトルの意味を考察する視聴者も。

ほかにも、本編中に流れる「森のくまさん」の替え歌について、
「あるひ　貧ちゃん（武田）
森のなか　カンタロー（桜井）
熊さんに　ニコちゃん（中島）
出会った　ターボー（小山）
はなさくもりのみち　ちょんまげ（羽立）
くまさんに出会った　高木将？」
と、今後ターゲットとなる人物の順番になっているのではとの指摘も。

犯人に関しては、「先生も怪しい……」「みんな怪しく思えちゃう」と、様々な部分で考察が大盛り上がりな状態だ。

そして、いじめた側といじめられた側がバディを組むという最後の展開には、「最後の猿橋さんの「一緒に終わらせよう」で鳥肌たった」など異色のバディドラマとして期待する声も寄せられている。

なお、「最愛」「エール」の脚本家で知られる清水友佳子は、自身のXで「よかった！心情描写が丁寧でリアル。考察物はあまり見ないのだけど（「最愛やってたのに？」と驚かれるのですが作ってる本人達は考察物と思ってなかった笑）これは見続けたい。キャストも皆さんハマってるし劇伴も素敵。ナンバ大好きなので間宮さん森本さんの再共演も嬉しい」とコメントしており、ただの“考察系ドラマ”に収まらない、人間ドラマの要素としても楽しめるストーリーになっている。

「良いこと悪いこと」は毎週土曜日21時～日本テレビにて放送。