1930年に誕生し、現在まで高い人気と知名度を誇るアニメキャラクター「ベティ・ブープ」が、実写映画化されることが分かった。ジャンルはホラーで、タイトルは『Boop(原題)』。オーストラリアの製作会社「Furst Class Productions」が手がけ、すでに撮影は完了。現在ポストプロダクションに入っているという。「Deadline」が報じた。
物語は、ホラー系ポッドキャストの調査チームが、廃墟となった劇場に侵入するところから始まる。そこは、かつて“ブープ”として知られたスターの幽霊が出るとうわさされる場所だった。単なる取材のはずが、復讐に燃える“殺人鬼ブープ”との死闘へと発展し、彼らは血みどろの惨劇の中、必死に脱出を試みることになる。
監督は『新・大地震』『デッドロック』のジャレッド・コーン。脚本は『ヘンゼルVSグレーテル 最強魔女ハンター最後の戦い』のホセ・プレンデスと、『セクション8:リベンジ・セッション』のジョシュ・リッジウェイが担当している。
映画ファンからは「パブリックドメインになったキャラクターがどんどんホラー化されていく…次はフィリックス・ザ・キャットだったりして?」「邪悪なベティ・ブープ? 観るしかない」「この手のホラーは大好物」「舞台設定はどうなるんだろう? 1930年代のブープが見られるのかな?」など、さまざまな声がXに寄せられている。
『Boop』は、セールスエージェントの「VMIワールドワイド」が、現在開催中の「アメリカン・フィルム・マーケット」で出品・販売中。


