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パク・チャヌク監督、『No Other Choice』に出資拒否した米スタジオに感謝「韓国映画にしてよかった」

第82回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎えるや否や、世界的に大きな話題となったパク・チャヌク監督×イ・ビョンホン主演の『No Other Choice(原題)』。

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パク・チャヌク監督(ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット)Photo by Elisabetta A. Villa/Getty Images
パク・チャヌク監督(ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット)Photo by Elisabetta A. Villa/Getty Images
  • パク・チャヌク監督(ヴェネチア国際映画祭レッドカーペット)Photo by Elisabetta A. Villa/Getty Images
  • イ・ビョンホン Photo by Gilbert Flores/Deadline via Getty Images
  • イ・ビョンホンとパク・チャヌク監督 Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images
  • 『NO OTHER CHOICE』(英題)ⓒ2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED.

第82回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎えるや否や、世界的に大きな話題となったパク・チャヌク監督×イ・ビョンホン主演の『No Other Choice(原題)』。本作は、アメリカ作家ドナルド・E・ウェストレイクによる小説「斧」の2度目の映画化だが、当初同監督は韓国ではなくアメリカ映画として制作するつもりだったという。「Deadline」が主催したイベント「Contenders Film: Los Angeles」で明かした。

パク・チャヌク監督は「(本作の)クレジットのスペシャル・サンクスに、出資を断ってきたアメリカのスタジオ名を入れようかと思いましたが、やめました」とユーモアを交えて語った。続けて「当時の私は、この作品を韓国映画にする以外に選択肢がありませんでした。しかし、その決断のおかげで、こんなに素晴らしい俳優と仕事ができた。いまとなっては本当に恵まれたことだと思っています」と、結果的に韓国で制作したことが功を奏したと振り返った。

また、今後についてはSFアクションとウエスタン映画の2本のアメリカ映画を監督する予定だという。しかし、再び資金調達の面で苦戦していることも明かす。一方、次の韓国映画については「現時点ではアイデアが尽きてしまっているんです。本作のプロモーションツアーで、十分な時間が取れなくて。ツアーが終わったら、じっくりとアイデアを練るつもりです」と語った。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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