シネマカフェでは、「考察ドラマ『良いこと悪いこと』1番怪しいのは誰?」と題して、読者アンケートを実施。今回、その結果をランキング形式で紹介。
本作は、タイムカプセルから出てきた顔の塗りつぶされた卒業アルバムをきっかけに同級生の不審死が始まる、予測不能なノンストップ考察ミステリードラマ。22年前に描いた「将来の夢の絵」になぞらえる形で、園子を“どの子”と呼びいじめていた6年1組のクラスメイトが標的になっていることが分かり、“いじめをしていた”高木と“いじめられていた”園子が真相を突き止めるべくバディを組むという展開が描かれている。
主人公の高木将を間宮祥太朗が、猿橋園子を新木優子が演じているほか、森本慎太郎(SixTONES)、剛力彩芽、稲葉友、戸塚純貴、木村昴らが出演している。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
第1位 今國一成/「イマクニ」店主(34) … 戸塚純貴

今回最も多くの票を集めたのが、高木たちが集うスナック「イマクニ」の店主。
今回行ったアンケートでは、「ずっと関係ないように見えて、実はキングたちの様子を伺っていそう。共犯…気持ちのわかる理解者がいて、手助けをしていそう」「お店のコンセプトが平成時代なのも小学生の頃にまだこだわっているからなのか?」「戸塚くんがただの店主で終わるわけがない。また、意外と同級生たちの情報をすべて聞いている…ポジション」「森の夢に赤い服を着ていた。=イマクニ?」「1番犯人にみえないから」と、その意外性と、高木たちと同い年にもかかわらず素性があまり明かされていないことに疑いを持つ視聴者が多数。
また、「タイトルが当時流行ったギャル文字でいマくにに見える」「番組タイトルロゴをよく見ると良「いこ」と悪「いこ」とのフォントが「いマくに」に見える」とタイトルがヒントになっているのでは?との声も寄せられた。
第2位 小山隆弘/ターボー(34) …森本慎太郎(SixTONES)

続く第2位は、森本慎太郎(SixTONES)が演じる、高木の親友で現在はアプリ開発を行う会社「TURBOinc.」社長の“ターボー”こと小山隆弘。
「替え歌の事とか校長室にアルバムがないとかすべてキングに教えている。そしてちょんまげが亡くなったのにそれより前に歌われているのにまだ生きている」「どの殺人においても絶対的なアリバイが無い。本人が危ない目に逢ったときは自作自演と考えられる。まだ不明なるものの連続殺人に至る明確な動機を持っている可能性が高い」「ターボーが狙われた時にすぐ上を向いたのも怪しいし、大谷先生が乗った車が高級な車で社長のターボーだからこそ使えるのではないかと考えたから」「狙われている順番が歌の通り。この歌を知っているのは仲間だった6人。再会して歌を歌いだしたのがター坊、作ったのもター坊だから」「仕事が忙しいはずなのに、キングと一緒に探してるから」と、一連の事件を実行できる犯人像と重なるとの意見が多く見られた。
3位以降はこちら。
第3位 宇都見啓/警察(34) … 木村 昴
スナック「イマクニ」常連客で、実は警察。
【読者の声】
・警察の上層部だったらいつでも事故として扱えるし7話の時映っていたシルエットが体格のいい人だったからあとシンプルに怪しい、あと良いこと悪いことのホームページの背景に映っているいまくに、うつみ、東雲が映っていたから見てみてください
・カンタローが最初にやけどしたときに、イマクニでキングたちの話を聞いていて、便乗することを思い付いた。それまでの話を聞いていたはずなのに、最初から捜査に動かなかったのは不自然。ニコちゃんから引き継いで愉快犯で殺人を続けているのでは?
・意外なパターンかもと思ったから。
・年齢がキングや園子たちと同級生だからもしかしたら苗字が子どもの頃に変わってたりする場合もありと思った。
・キングに忠告する時に友人としてって言ってた。
・ナイフを持った人(ちょんまげ)を返り討ちにできるのは警察の人間では?と思った。(素人では難しいと思う)
・カンタローの事件の時、見つかってないスマホを持っていたから
第4位 東雲晴香/「週刊アポロ」記者(34) …深川麻衣
園子と同期の「週刊アポロ」記者。
【読者の声】
・貧ちゃんの空を飛ぶ夢を知っていたり、ニコちゃんやターボーの犯行現場近くにいたり、いじめられていた園子への共感力の高さに、自身もいじめられていたか、園子がいじめられていたのを小学生時代から知っていたような感じに思えた。
・実は猿橋さんの前にイジメられていた人物。
友人を装っているが実は猿橋さんが容姿端麗で優秀なのも実は気にくわない、自分の後にキング達にイジメられた過去を知り、復讐の犯人に猿橋さんを利用しようとする。
・主人公以外の残ったメンバーで、ターボーか東雲以外は考えられないのともう一人のドの子が存在するとしたら、犯人候補唯一の女性だから
第5位(同率) 高木将/キング(34)…間宮祥太朗
本作の主人公。クラスのリーダー的存在で、“キング”と呼ばれていた。
現在は、実家の高木塗装を継いで3代目社長。
【読者の声】
・彼が犯人だと一番ゾクっとする
・本当の題名は、いい子と悪い子と!だと思う。
どの子を好きだったキングから見たら、どの子を守るヒーローが自分!
イジメてた友達が悪役!
・主人公のくせに足取りが映されない。
第5位(同率) 高木加奈/高木将の妻(36)…徳永えり
【読者の声】
・なぜ結婚したかが明らかにされてないところが怪しい
・キングの周りで事件が起こっているのにあまり心配していなさそうだから
・最初から雰囲気が暗すぎる、犠牲になった同級生のねーちゃんとか?
なお、12月6日(土)8話放送直後から、第2回・考察ドラマ『良いこと悪いこと』1番怪しいのは誰?」読者アンケートを実施予定。奮ってご参加ください!

第8話 あらすじ【12月6日放送】
22年ぶりにタイムカプセルを掘り起こしたことを発端にした連続殺人事件。真相を追う高木将(間宮祥太朗)、猿橋園子(新木優子)、小山隆弘(森本慎太郎)の3人に、元6年1組の土屋ゆき(剛力彩芽)、豊川賢吾(稲葉友)も協力。もう誰も失いたくない…一刻も早く犯人を突き止めようとする高木たちは、犯人の標的となっている仲良し6人組に、もう1人仲間がいたことを思い出した。
「僕は彼らを許さない」――その人物“博士”こと森智也から恨まれていると知った高木たちは危険を感じ、ひとりで森に会いに行った羽立太輔(森優作)を助けに向かうが、間一髪のところで森を捕まえることができず、羽立の命が奪われてしまう…。
失意の中、高木たちは刑事・宇都見(木村昴)の事情聴取を受ける。しかし、犯人の顔をはっきりとは見ていないため、それが本当に森だったのか、確信が持てずに曖昧な受け答えしかできない。他に思い当たる手がかりといえば、タイムカプセルから抜き取られたDVD。みんなで夢を語った映像の中に、犯人にとって見られてはマズい何かが映っているに違いないが、そのDVDが今どこにあるのかも分からず…
事情聴取を終えた高木はふと思い立ち、みんなと別れてある場所へ向かい驚愕の事実に遭遇する!
「良いこと悪いこと」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。



