7日(現地時間)、第51回ロサンゼルス映画批評家協会賞の受賞作品および受賞者が発表された。授賞式は10日にロサンゼルスのビルトモアホテルで開催される。
作品賞に選ばれたのは、賞レース開幕以来、快進撃を続ける『ワン・バトル・アフター・アナザー』。昨年、同賞を受賞した『ANORA アノーラ』は今年のアカデミー作品賞に輝いている。『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、監督賞(ポール・トーマス・アンダーソン)、助演俳優賞(テヤナ・テイラー)、編集賞次点(アンディ・ユルゲンセン)も獲得した。作品賞の次点はヴァグネル・モウラ主演の『The Secret Agent』で、同作は非英語作品賞も受賞。'
主演俳優賞は、『If I Had Legs, I'd Kick You』のローズ・バーンと『Blue Moon』のイーサン・ホークが受賞。ローズ・バーンは同作でベルリン国際映画祭の銀熊賞(俳優賞)をはじめ、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞やニューヨーク映画批評家協会賞など、数多くの栄冠を手にしており、アカデミー賞での初ノミネートが期待されている。
映画ファンは作品賞を受賞した2作品について、「『ワン・バトル・アフター・アナザー』、あらゆる映画批評家協会賞を受賞してない? すごすぎる」「どちらの作品も本当に素晴らしかったよ。特に『The Secret Agent』のヴァグネル・モウラの演技は必見」「おめでとう!」といった祝福コメントをXに寄せている。


