1968年5月のパリ。20歳になったばかりのフランソワ(ルイ・ガレル)は兵役を拒否して街へ。そこには失うものは何もないと感じる若者たちが大勢いた。ある日、彼は彫刻家を目指す美しい女性リリー(クロティルド・エズム)に出会い、ふたりは一瞬で恋に落ちる。愛は永遠のように思えたのだが…。2005年ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝いたフィリップ・ガレル監督による壮大な抒情詩。
フィリップ・ガレル