ある悲惨な事故現場を目撃して以来、白バイ警官の仕事を離れていたメイラス(ニコラス・ケイジ)のもとに、8年前に突然失踪した婚約者・ウィロー(ケイト・ビーハン)から手紙が届く。それは彼女の故郷の島<サマーズアイル>で行方不明となった娘・ローハンを助けて欲しいというもの。今もウィローを想うメイラスはひとり外界から閉ざされた孤島を訪れ、娘の捜索を始めるが、島で暮らす人々はよそ者を拒絶し、捜査に非協力的であった。しかしやがて、彼らの不可解な言動からローハンが不審な事故で焼死したこと、そしてその死が謎の存在<ウィッカーマン>と密接な関わりがあることを知る…。ロビン・ハーディ監督による同名作品(1973)を、『ベティ・サイズモア』のニール・ラビュート監督がリメイクしたサスペンス・スリラー。
ニール・ラビュート