子供の頃、ダイゴとアスカ、我夢の3人は、テレビの「ウルトラマン」に夢や勇気、力をもらい、望む未来が必ず訪れると信じていた。そして、大人になった今、ダイゴ(長野博)は横浜市役所の職員に、アスカ(つるの剛士)は球場のボールボーイ、我夢(吉岡毅志)はミュージアムの学芸員となり、ありふれた日常を送っていた…。ある日、ダイゴは本物のウルトラマンの勇姿を目撃する。それから、彼の脳裏には何人ものウルトラマンたちの活躍が浮かぶようになり、アスカと我夢もまた、同じ夢を見ていた。だが、その映像は妙にリアルで、ウルトラマンへと変身する人々は、なぜか近所に住む人々ばかり。現実と不思議な夢の間で戸惑うダイゴの前に、メビウス=ミライ(五十嵐隼士)が現れ、怪獣を倒すためには7人の勇者が目覚めなくてはならないと語る――。昭和の4大ウルトラマンと平成の4大ウルトラマンが、時代と次元を越えて奇跡の大共演。
八木毅