サッカーの名門校で起きたある悲劇をきっかけに、サッカー部は休部。隼人(小柳友)は、この事件をきっかけに親友の冴尻(中山麻聖)との間に大きな溝を作ってしまい、共にサッカー部を退部した。夢を失い、将来への焦燥感と日常の閉塞感の中、学校の屋上が隼人の居場所になった。ある日、屋上でカメラを手にした不思議な少女・瑞樹(波瑠)と出会う。彼女はなぜか隼人の写真を撮り始める。そして、隼人と瑞樹は互いに淡い恋心を抱いていくが…。大人へと成長する少年少女たちの友情や恋愛、悩みを等身大の高校生を題材に描いた青春映画。白鳥加寿彦の携帯小説「天使のいた屋上」を映画化。
高木聡