まさに“歴代最強級”のカップルの誕生である。
韓国で国民的人気を誇るアーティストにして、「おつかれさま」で俳優として大きな評価を得たIUと、「ソンジェ背負って走れ」で歌声も披露し、グローバルブレイクを果たしたビョン・ウソクがW主演する韓国ドラマ「21世紀の大君夫人」が、いよいよ4月10日(金)からディズニープラス スターで独占配信開始。
それぞれ大ヒットドラマを経た2人が夢の共演を果たす本作は、もしも21世紀の韓国に王室が存続していたら…という架空の世界を舞台に、身分以外のすべてを手にする財閥令嬢のCEOソン・ヒジュ(IU)と身分しか持たない王族のイアン大君(ビョン・ウソク)が契約結婚することから物語が始まる。
あり余る期待を裏切らないときめきとワクワクを届けてくれる、“ザ・王道”ともいえるロマンティック・コメディ。でありながら、伝統と格式に現代的な感覚が調和する、見たことがあるけれども目新しい世界観に第1~2話から引き込まれ、光り煌めく2人をいつまでも見つめていたくなるのだ。
♥️最強に華やか!IU&ビョン・ウソクのハイブリッド王道ロマコメ♥️
4月1日のエイプリルフールに、「私たち結婚します」と“結婚式のモバイル招待状”を模したPRが韓国の雑誌「ELLE KOREA」公式SNSにアップされ、ドラマを待ち望むファンを沸かせたIUとビョン・ウソク。
韓国の話題性調査機関グッドデータ・コーポレーション「FUNdex」が発表した4月第1週のTV-OTTドラマ出演者話題性ランキングでは、IUとビョン・ウソクがそれぞれ1位と2位にランクイン。“ドラマ放送前”にも関わらず、話題性ランキングのワンツートップを飾るのは異例の注目度の高さだ。

そんな2人は、時代劇ドラマ「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」(2016)でも共演済み…というか、IU演じる主人公を現代で打ちのめす裏切りの彼氏として1シーンだけ登場したのが、モデルから転身したばかりのビョン・ウソクだった。
あれから10年。いま最も勢いに乗る2人が選んだ本作は、21世紀に王室が存続している立憲君主制の韓国が舞台。
IUが演じるソン・ヒジュは、頭脳明晰で商才、財力、美貌、すべてを持ち合わせるキャッスルグループの令嬢にして、キャッスルビューティーのCEO。業界1位のためならば手段を選ばずSNSを駆使し、メディア戦略を練るやり手の企業家。ただ、“平民”ゆえに正当に評価されないことも多く、いら立つこともしばしば。

一方、イアン大君は国民から“最も愛される王族”として支持されながらも地位以外は何もなく、沈黙を強いられながら生きてきた、王にはなれない王子。大君とは、王位継承権のない王子の朝鮮王朝時代からの呼び方。兄である先の王が遺した、わずか8歳の現王の名ばかりの“摂政”でしかない。
王の誕生パーティーが描かれる第1話では、ソウルの観光地として知られる景福宮が絢爛豪華に様変わり。あの「BTS」がカムバックショーを行った光化門にも多くの国民が詰めかけ、王の誕生日を祝福する。王族や両班(官僚を務める貴族)たちは幼い王の前にずらりと座し、贅を尽くしたパーティーはファッションイベントや映画祭以上の華やかさ。風光明媚な王宮で、気品あふれる韓服に身を包む大妃(先代の王妃)や、部屋の外に慎ましく控える女官たち。
格式高く優雅ながらもスタイリッシュにアレンジされた様式美に、眉目麗しい俳優たちがそれぞれのキャラクターを反映させた衣装で溶け込めば、その煌めきは最強となる。とはいえ、その陰で才能や努力ではどうすることもできない、はっきりとした身分の違いが事あるごとに浮き彫りにされ、ひと味違う面白みを引き出している。

こうした本作の世界観はさながら、財閥令嬢が身分違いの相手との恋や仕事に奮闘する現代劇のロマンスと、権力争いに翻弄される王子と彼に仕えるヒロインが象徴する時代劇ロマンスの【王道×王道】のハイブリッド。そこに、これまでにはない絶対的な階級格差が加わった21世紀バージョンとなっている。

脚本は、韓国の放送局MBCの脚本公募展でグランプリを獲得した新鋭作家ユ・ジウォンによる完全オリジナルストーリー。「キム秘書はいったい、なぜ?」や「還魂」など映像美に定評のあるパク・ジュンファ監督がその手腕を存分に発揮しながら、新時代の王道ロマコメを切り拓いている。
♥️実は似た者同士のヒジュ&イアン大君、契約結婚から真実の愛が芽生える!?♥️
「何故? 私が? 私はソン・ヒジュだよ」。
これが彼女の口ぐせだ。相手が年上の役員だろうが、兄だろうが、常に強気でときに毒舌。唯一の友といえるのは、公私にわたり世話を焼くト秘書(イ・ヨン)くらい。父や兄夫婦はヒジュを政略結婚させるつもりでいるが、“私並みの容姿、私並みの頭脳、私並みの財力がある相手でなければ”受けつけない、と言ってのける。
そんなヒジュが唯一手にしていないものが、身分だった。王の誕生パーティーでヒジュが着席するのは最も下座の席。王家が存続する本作では、いくら韓国最大の財閥家であっても“商売人”にすぎない。さらにヒジュは愛人の子として引き取られた婚外子で、しかも女性だ。

厳格な階級社会で負けてはいられない理由ばかりのヒジュ。ほかの招待客たちが韓服で“正装”するなか、彼女が選んだのはアイコニックな真っ赤なスーツ。時代劇ドラマで見られるように王宮で赤を纏えるのは王や王妃など最高位の者だけ…。でも、彼女は「王宮に赤を着てくるなんて」という陰口も気にしない。常識には縛られない、タダ者ではない女性であることがよく分かるだろう。
これまでの作品では健気で薄幸なイメージのあったIUが、洗練された財閥令嬢のCEOでインフルエンサーとなり、身分を手に入れるべく狙いを定めたイアン大君を射止るためのアプローチや、有能ぶりを自負していることから溢れ出る天真爛漫さがとにかくキュート。その自信に満ち溢れた姿の背後に孤独やコンプレックスが見えるキャラクターで、また新たな一面を開花させている。

そしてビョン・ウソク演じるイアン大君も、しょせんは王家の次男。以前に出演した時代劇「花が咲けば、月を想い」では、兄の突然の死により意思に反して世子(王位を継ぐ者)となった役どころだったが、本作でも兄である先王を亡くしている。
伝統と格式を守る以外、形骸化した現代の王室では、狩りや絵をたしなむほかは“何もしないこと”が唯一の仕事。その虚しさゆえに、ひねくれたくなるのも理解できる。がんじがらめの不自由さと、兄を失ったトラウマにも苦しみ、生きていることがつらそうに見える場面も。王室の中で心を許せるのは、いかなるときも寄り添う補佐官のチェ・ヒョン(ユ・スビン)だけだ。
イアン大君もまた、王の誕生日パーティーには正装の韓服ではない“平服”で現れる。頭を垂れる招待客の間を悠々と歩いていく、その姿はさながらランウェイ上のトップモデル。自己発光するビョン・ウソクの隠しきれないカリスマ性が説得力を後押しする。

イアン大君が着こなすモダンなテイストが利いた“普段着”や、ゆるふわヘアの学生時代のスタイルなども観る者を楽しませるはずだ。まさに“白馬に乗ったプリンス”の乗馬シーンもあり、無類の猫好きという意外な設定も見逃せない。

そんなイアン大君が結婚を急かす大妃を牽制するために見つけたひと筋の光明が、ヒジュだった。
華やかに見えても孤独な人生を送り、愛を渇望している、実は似た者同士でもあるヒジュとイアン大君。財界と王室の異端児、“はみ出し者”ともいえる2人が<契約>結婚の約束を交わすのだから国中が騒然となるのも当然だろう。
さらには、映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』や「Pachinko パチンコ」シリーズで注目されたノ・サンヒョンが演じる、名家出身の若き総理大臣ミン・ジョンウが彼らの隣に並び立つ。ともに王立学校出身で、イアン大君にとっては親友。ヒジュにとっては軽口をたたき合える“オッパ”だが、ジョンウはヒジュに特別な思いを抱いている様子。

また、幼き王の母にしてイアン大君の義姉、生まれながらに王妃となる運命を背負った大妃ユン・イランを演じるのは、「TWICE」ジョンヨンの実姉として知られ、「コッパダン~恋する仲人~」でもビョン・ウソクと共演しているコン・スンヨン。自分の幸せよりも王室と息子を守っていくことに必死で、イアン大君が息子の地位を奪うのではないかと恐れている。王の威光を陰らせてしまう大君は目障りでしかない。

この両人にとっても、ヒジュとイアン大君の結婚は寝耳に水。公開されているティザー予告編3では、第3話以降の展開として「どうか拒否権の行使を」「ソン・ヒジュを王室から遠ざけよ」と大妃と総理によるヒジュの排除計画が動き出している。豪華絢爛のロマンティックなシーンのみならず、契約結婚をめぐる緊張感ある駆け引きも物語を牽引する。
もちろん、脇を固める俳優陣も素晴らしく、ヒジュとイアン大君をそれぞれ支えるト秘書を演じるイ・ヨン、補佐官ヒョンを演じるユ・スビンとの丁々発止のやりとりや、固いチームワークがこれから期待できそうだ。そのほか、「Missホンは潜入調査中」で注目を集めたチェ・ジスが演じる大君の使用人アルムの存在も気になるところ。

契約結婚から始まり、幾多の障壁を乗り越えるたびに想いが一層強く燃え上がっていく、という2人の恋は一体どうなる…? 何があっても「矢面に立ちます」と宣言していた強気なヒジュに、心の奥底に本音を隠すことを強いられてきたイアン大君は、誰にも見せなかった素顔を見せていくことになるのだろうか。毎週金・土曜の週末の夜は、この世紀のロイヤルカップルの行方に酔いしれてみてほしい。
「21世紀の大君夫人」視聴ページ
「21世紀の大君夫人」はディズニープラス スターにて独占配信中(毎週金・土曜1話ずつ配信/全12話)。
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