「ボレロ」、「春の祭典」など数々の名作を生み出し、あらゆる芸術に多大なる影響を与えたバレエ界最高の振付師、モーリス・ベジャール。師亡き後、バレエ団に残されたベジャールの後継者、ジル・ロマンと40名のダンサーたちは、必死の覚悟でこのバレエ団を存続させていくことを決意する。ベジャールの一周忌に行われた、ベジャール最後の作品「80分間世界一周」の公演後、苦悩と葛藤を繰り返しながら、美しきバレエを創り出していくダンサーたちの日常を、カメラが追っていく。
アランチャ・アギーレ