17歳のクルド人難民・ビラルは、イギリスへ移住した恋人に会うため、イラクからフランス最北端にある街“カレ”に辿り着く。ビラルは英仏海峡を越えるべく密航を試みるも失敗。彼には海峡を泳いで渡る手段しか残されていなかった。そこでビラルは、水泳選手として名声を得たものの、いまではコーチの職に甘んじている、フランス人・シモンにコーチをしてもらえないか懇願する。難民を支援する団体に属している別居中の妻の心を取り戻すことができるのではとの思いからビラルにクロールを指導することになる。
フィリップ・リオレ