余命を宣告された少女・テッサは、自分が何者にもなれないと知り、自宅で引きこもり生活を送っていた。会社を辞めて治療法探しに奔走する父親、現実を受け止められず看病できない母親に「なんであたしより弱いの!」とキレながらも、どうすれば生きている実感を得られるのか考えていた。17歳になり、親友と一緒に残り9か月で一生分の経験をするための「TO DOリスト」を作り上げる。“SEX”や“DRUG”など危険な事柄に満ちたリストを実行していく中で、テッサは生きる意味と素晴らしさに気づいていく――。
オル・パーカー