妻になんて言おう。最初によぎったのはそんな想いだった。三村修治。職業、バラエティ番組の放送作家。12本ものレギュラーを抱え、このところ忙し過ぎるとは思っていた。感じた異変。検査を受けて下されたのは驚くべき診断だった。すい臓がん。しかも末期。余命6か月。1日でも長く延命し家族と静かに過ごす。それこそが正しい最期の過ごし方。だが。どうも面白くない。放送作家として修治は、いままでずっと世の中の色々なことを好奇心で『楽しい』に変えて来た。そんな思いから、あれこれ企画を練り始める。家族に遺せる『最期の企画』。現在、妻・彩子は専業主婦。まだ小学生の息子、陽一郎を抱え苦労するだろう。そして気丈そうに見えてもろいところがある。何とかして笑顔にしてあげられないか?見かけたのは結婚相談所の看板。振り返る花嫁。そうだ。修治は思いつく。自分がいなくなっても、妻が前向いて進めるように。『妻の結婚相手を探そう!』
cocoレビューを見る三宅喜重
織田裕二が愛する家族の未来のため、吉田羊演じる妻の「最高の結婚相手」を探しだす『ボクの妻と結婚してください。』が6月19日(火)今夜、フジテレビ系で地上波初放送される。
俳優の織田裕二が11月5日(土)、主演作『ボクの妻と結婚してください。』の初日舞台挨拶に登壇。4年ぶりの主演映画公開に際し「初心に戻れるような、エンジンをかけ直せる作品ってなんだろうって思ったら、この作品に出合った」と感無量の面持ちだった。
映画『ボクの妻と結婚してください。』のカップル限定試写会が10月23日(日)に開催され、主演の織田裕二と主題歌を歌う中島美嘉が出席。イベント後半にサプライズで予定されていた中島さんが主題歌を歌うという企画を、織田さんが冒頭でバラしてしまうハプニングもあった。
映画『ボクの妻と結婚してください。』の完成披露試写会が10月3日(月)に開催され、主演の織田裕二をはじめ、吉田羊、原田泰造、込江海翔、森カンナ、佐藤ありさ、三宅喜重監督が揃って舞台挨拶に登壇した。