税関職員のティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける特殊能力を持っていた。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ヴォーレと出会う。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった――。
アリ・アッバシ
来る第92回アカデミー賞でも有力視されているポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』は、近年、名匠や気鋭監督たちがこぞって取り上げる国境や人種を越えた共通のテーマをはらんでいる。
カンヌ映画祭を震撼させた、美しくも切ない究極の北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』の公開記念として、同じヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作の小説を映画化した『ぼくのエリ 200歳の少女』の限定上映が決定した。
『ボーダー 二つの世界』から、主人公ティーナの様々な表情を切り取った新場面写真がシネマカフェに到着した。
昨年の第71回カンヌ国際映画祭で最も話題となったスウェーデン作品『Border』(英題)が、邦題『ボーダー 二つの世界』として10月11日(金)より全国で公開されることが決定した。