カダンバ朝の属国バングラを治めるヴィジャエンドラ王は、奴隷制を敷き民に恐れられていた。一方、神の住む広大な森「カーンターラ」では、聖石を祀る森の民たちが暮らしていた。森で採れる貴重な香辛料に目を付けた王はカーンターラへと足を踏み入れるが、神霊パンジュルリによって非業な死を遂げ、父の凄惨な最期を目撃したラージャシェーカラ王子は、バングラとカーンターラの国境を封鎖した。数年後、カーンターラの聖なる井戸で赤子が発見される。ベルメと名づけられた赤子は森の民たちに育てられ、屈強な戦士へと成長した。ベルメが森と王国との境界を越えたことで均衡が破られ、2つの世界で激しい争いが始まった―。
リシャブ・シェッティ