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『包帯クラブ』作品情報

2007年9月15日 公開の映画作品

あらすじ

関東近県の、青空が突き抜ける、それでいてちょっとたそがれた中都市。イマドキの女子高生・笑美子“ワラ”(石原さとみ)は、一見普通に学園生活を送りながらも、心の底に闇を抱えている。ふと出来心で病院の屋上のフェンスを乗り越えた時、妙な関西弁を操る入院患者の少年、井出埜辰耶“ディノ”(柳楽優弥)に出会う。手首の切り傷を「料理している時に失敗して切っただけ」と言い張るワラの心の闇を直感的に見抜いたディノは、ワラの乗り越えたフェンスにワラの手首に巻かれていた包帯を結び付ける。それは、青空になびく白い旗のよう。そうしたら気持ちがなぜか、スゥーッと楽になったワラ。包帯って、心にも効くの!? それが「包帯クラブ」の始まりだった…。関東近県の町を舞台に、傷付いた場所や風景に包帯を巻いて癒すという「包帯クラブ」を結成した高校生たちを主人公に描く青春映画。原作は「永遠の仔」の天童荒太の同名小説。

スタッフ

監督

堤幸彦

キャスト

  • 柳楽優弥
  • 石原さとみ
  • 田中圭
  • 貫地谷しほり
  • 関めぐみ
  • 佐藤千亜妃

作品データ

  • 2007年9月15日より全国にて公開
  • 原題
  • 公開日 2007年9月15日
  • 製作年
  • 製作国
  • 上映時間
  • 映倫区分
  • 配給会社
  • クレジット© 2007 『包帯クラブ』製作委員会
  • 公式サイト
ジャンル

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2004年、映画初出演作『誰も知らない』で史上最年少14歳でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞し、その後も『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』、『シュガー&スパイス 風味絶佳』など話題作でその存在感を示してきた柳楽優弥。そんな彼が2007年、新たに挑戦したのが、天童荒太の同名小説を映画化した『包帯クラブ』における主人公・ディノこと井出埜辰耶役。これまでのどの作品でも、少しおとなしげな少年の役を演じてきた彼が、本作ではそのイメージを一新するような、はじけたキャラクターを演じきった。“新境地を開いた”と評される今回の役柄について改めて柳楽さんに話を聞いた。

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その1:傷ついた人の、傷ついた場所に包帯を巻きに行く。それをデジタルカメラで撮影し、その傷ついた人へメールで送る。その2:活動範囲は市内に限る。その3:報酬はもらわない。その4:包帯代は、部員のカンパでまかなう──。以上が“包帯クラブ”のルール。そんな小さな街の片隅で、小さな活動を始めた高校生たちを描いた『包帯クラブ』が9月15日(土)に初日を迎え、原作者の天童荒太、堤幸彦監督、柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほり、関めぐみ、佐藤千亜妃が初日舞台挨拶を行った。

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“明るい”“聡明な”という形容詞がよく似合う、若手女優のなかでも群を抜いた存在の石原さとみ。『包帯クラブ』は石原さんが二十歳を迎えて初めての現場。
「みんなと一緒にお酒が飲めたことが嬉しかった!」と、無邪気に話す姿は初々しいが、ふとした瞬間に見せるまなざしにはこれまでには見せなかった大人の女優の風格が漂っていた。そう、ワラを演じたことで本人曰く「成長があった」のだという。そんな石原さんに『包帯クラブ』の持つ魅力について語ってもらった。

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