第二次世界大戦末期の1945年2月のドレスデン。ドイツ一の文化と芸術を誇り“エルベのフィレンツェ”と讃えられたこの街にも戦火が迫る。病院に隠れていた英国の兵士・ロバート(ジョン・ライト)を見つけた看護婦のアンナ(フェリシタス・ヴォール)は婚約者がいるにもかかわらず次第にロバートに惹かれてゆく。そして運命の2月13日。連合国軍による大空襲がドレスデンの街を覆う。魂に導かれるままに戦火に燃え上がる恋の行方は? ドレスデン空襲を本格的に映画化した。
ローランド・ズゾ・リヒター
第二次世界大戦末期、1945年2月のドレスデン。ドイツ一の文化と芸術を誇り“エルベのフィレンツェ”と讃えられたこの街にも戦火が迫る。病院に隠れていた英国の兵士・ロバートを見つけた看護婦のアンナは婚約者がいるにもかかわらず、次第に憎むべき敵兵のロバートに惹かれてゆく。そして運命の2月13日。連合国軍による大空襲がドレスデンの街を覆う。魂に導かれるままに戦火に燃え上がる恋の結末は…?
美しいその街は、一夜で崩壊した——。第二次大戦末期、ドイツ一の文化と芸術を誇り“エルベのフィレンツェ”と讃えられた美しい街・ドレスデンは、イギリス軍による大規模な空爆によって、一夜にして無惨な廃墟へと変わり果てた。この史実を本格的に映画化した初の作品『ドレスデン、運命の日』のプロモーションのため、1月31日に監督のローランド・ズゾ・リヒターが来日した。