ネバーランドにある妖精の谷“ピクシー・ホロウ”。春が来て、花が開き、鳥のヒナが初めて飛び立つ――そんな自然界に起こる“素晴らしいこと”は、全て特別な<才能>を持った妖精たちの仕事。そしてまた一人、とびきりかわいらしい妖精が誕生した。その名前は、ティンカー・ベル。自分がどんな<才能>を持って生まれてきたのか、彼女はまだ知らない。そして、人間の世界の運命が、やがて自分の小さな手に委ねられることも…。『ピーター・パン』で知られる、世界で最も愛されている妖精、ティンカー・ベルが誕生して55年。誰も知らなかったティンカー・ベルの秘密が4部作となって、いま明かされる!
ブラッドリー・レイモンド