20代の頃に離婚して以来キャリア一筋で生きてきた中村るい(鈴木京香)は、出版業界では名の知れた辣腕プロデューサー。ある日、17歳年下のネット証券会社社長、鈴木行(長谷川博己)と出会い恋に落ちる。しかし、彼は既に結婚しており2人の前には様々な試練が待ち受ける。なんとか苦難を乗り越え、一緒に暮らし始めた2人であったが、行が忽然とるいの前から姿を消す。その5年後、出張でマレーシアに来たるいは行と運命的な再会を果たすが、彼はるいの目の前で銃弾に撃たれ倒れてしまう。やがて事故を知り行の妻・万理江(深田恭子)もマレーシアへとやって来て…。NHKで放送され社会現象を巻き起こした、大石静脚本によるTVドラマを映画化。
黒崎博