健康食品事業者向けに苦情分類と再発防止記録の基本視点を整理
まず整理したいのは、相談内容を大きな分類で分けることです。表示に関する質問、摂取目安の確認、保存方法、取引条件、配送、包装、問い合わせ対応などに分類しておくと、どの部分で説明不足が起きているかを把握しやすくなります。
記録では、受付日、商品名、ロットや購入時期、購入チャネル、相談内容、回答内容、対応者、追加確認の有無などを残すことが基本となります。個人情報を扱う場合は、必要な範囲に限定し、社内ルールに沿って管理することが重要です。
再発防止のためには、個別対応で終わらせず、同じ内容の相談が繰り返されていないかを確認する視点が必要です。たとえば、摂取目安の質問が多い場合は、商品ページや同梱資料の説明が十分かを見直すことが考えられます。
苦情分類は、担当者を責めるためのものではなく、情報の不足や手順のばらつきを見つけるための実務ツールです。対応履歴を共有し、回答の根拠となる表示資料や公開情報を確認できるようにしておくことで、対応品質の均一化につながります。
外部のコールセンターや販売代理店が相談を受ける場合は、どの内容を社内へ報告するか、どの時点で追加確認を行うかをあらかじめ決めておく必要があります。報告基準が曖昧なままだと、重要な情報が現場で止まる可能性があります。
健康食品市場では、販売後の問い合わせ対応も信頼形成の一部です。相談や苦情を記録し、表示や説明の改善につなげる姿勢が、消費者にとって分かりやすい情報環境を整えることにつながります。
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人日本認定健康食品協会 事務局
URL:https://www.jhfc.or.jp/
TEL:03-6284-4930
Email:info@jhfc.or.jp
本品は健康食品であり、医薬品ではありません。

