[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160803/2/160803-2-31912325119b035d54bd929a878c62be-472x378.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本空間デザイン賞 金賞 ロゴ
日本空間デザイン賞2025 エンターティメント部門 金賞を受賞したK.L.V
10月14日に閉幕した大阪・関西万博2025。半年間の会期を通じて約40万人が訪れた関西パビリオン滋賀県ブースの展示『K.L.V(キネティック・ライト・ビジョン)』が、日本空間デザイン賞2025(エンターテインメント空間部門)で金賞を受賞しました。9月18日の速報発表に続き、閉幕の節目に改めてその意義が注目されています。
『K.L.V』は、光のアーティスト松尾高弘(株式会社ルーセントデザイン代表)が構築した革新的な光のアート装置と、ドラマメイカーズ株式会社代表・映画監督の岡太地が手掛けた映像作品が融合するシネマティック・インスタレーションです。会場では450個の光球が浮遊し、曲面スクリーンに映し出される滋賀の風景と共鳴。来場者は光と映像に包まれるようにして、「水」の記憶をたどる没入体験を味わいました。
展示では、上映が終わるたびに自然と拍手が起こり、SNS上でも「琵琶湖の上を旅しているよう」「映像が呼吸しているようだった」といった感想が多く寄せられました。映像と空間がひとつの作品として成立し、観客が体験の一部となる。そこに今回の評価の核心があります。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=RMmS81Qgfyw ]
K.L.V / Kinetic Light Vision for Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan (Youtube:LUCENT)
本展示は、株式会社ルーセントデザイン代表・松尾高弘氏による革新的な空間アート装置と映像コンテンツが呼応し、ひとつの没入体験として成立するシネマティック・インスタレーションです。ドラマメイカーズ株式会社(代表取締役:岡太地)は、その半分を占める映像パートを手がけ、滋賀の自然・文化・人々の営みを「水」をテーマに記録・編集しました。
光の球体が空間に浮遊し、映像と重なり合うことで、来場者は視覚・聴覚・触覚を通して滋賀の本質に触れることができます。このインスタレーションは、映像と空間が等価に結びつき、映像の向こうにあつもののエッセンスが実体を持ち目の前に現れるような新しい展示体験を生み、高く評価されました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160803/2/160803-2-0463b68bc900d6aeceb09b96e91e5717-1958x1064.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
映像制作には、撮影・編集を岡太地が担当し、同チームでは照明に浅川周氏、撮影助手に佐野雄希氏・西林前氏が参加。別チームの撮影には滋賀にゆかりのあるカメラマン山崎純敬氏らも参加しています。映画的な質感と地域への眼差しを融合させた表現は、空間全体をデザインした松尾氏のビジョンに呼応し、展示の完成度を大きく支えました。
コメント(映像担当:岡 太地)
「日本空間デザイン賞における金賞受賞を受け、プロジェクトに参加できたことを大変光栄に思います。K.L.Vを創造した松尾さんとの出会いは、私の創造の領域をも広げてくれる新たな体験でした。そして松尾さん率いるルーセントデザインが創り上げた革新的な空間と私たちの映像が響き合うことで、来場者の感覚に深く届く体験を提供できたのが何よりも嬉しいことです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160803/2/160803-2-e24d4f4db6b4f2880d4516ed22b3c575-3802x1038.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
漁に向かうボートを追いかけるドローンショット
映像を織り上げるにおいてはただ地域や風景を魅力的に伝えるだけではなく、滋賀に来た人が旅を終えて離れた後に、胸にどんなイメージや情感が残っているか、をイメージしました。巨大な湖のまるでこの世と別の世を繋ぐ鏡のようにも思える幽玄さ。そして長い時の中でゆらめき続けた湖面そのものが我々人類の歴史を見守り続けている悠久の物語の情感、そしてその物語が極彩色の祭りや花火となり弾けることで湖面の果て、どこか別の世界へ行ってしまうようなクライマックス、胸を締め付ける気持ちとその昇華を感じさせることができたらと、試行錯誤を重ねました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160803/2/160803-2-5bd73b5d690bdc48c042f686a51fec90-3900x1079.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クライマックス カメラは琵琶湖の湖面へ向かっていく
普段は物語を作ることを主にしているので、そのドラマ文脈作りの力を空間映像に活かすことが自分の中での課題でした。切磋琢磨しながら作り上げ、関わってくださった皆さんとこの喜びを分かち合いたいです。今回の経験が映画やドラマの演出にも活かせるように思います。またスクリーンの外の何かと呼応する映像も作ってみたいですね。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160803/2/160803-2-81c9b1ac3c6aa9b69e7e242d9667db89-3802x1038.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
国宝 西明寺三重塔の内部
また、撮影者として少し技術的な話をすると、今回撮影の多くに使用したカメラはRED KOMODO-Xです。深い色を引き出すのと偶発性をも逃さないREDRAW撮影ができること、滋賀各地を周り果ては湖面の揺れるボートの上でも撮り回せるサイズ感であることから重宝し、映画照明技師の浅川周氏の照明も相まって濃度のある色彩と光の表現ができたと思います。K.L.Vと相対しなければいけない、そして巨大スクリーンに耐えるため、映像も力強い必要がありました。」
なお金賞の中から選ばれたグランプリであるKUKAN OF THE YEAR2025については、11月21日(金)の贈賞式にて発表されます。
岡 太地(おか だいち)
映画監督・プロデューサー
1980年京都府生まれ。大阪芸術大学映像学科・大学院修了。在学中より中島貞夫監督に師事。
2005年、『ぴあフィルムフェスティバル』にて準グランプリほか4冠を受賞。2006年、文化庁主催「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に選出され、『屋根の上の赤い女』を監督。以降、国内外の映画祭で作品を発表し続ける。
代表作に、沖縄国際映画祭 特別招待作品となった『レトロの愛情』、ENBUゼミナール「シネマプロジェクト」参加作『川越街道』(全国劇場公開・U-NEXT配信)、ベネッセ・進研ゼミ小学講座で2年間配信されたSFドラマ『わくわく調査隊!』などがある。
映像作家としては、はなわ、島谷ひとみ、ベリーグッドマンなどのMVをはじめ、世界遺産・平等院公式WEBムービーや、FENDI、フェラーリ、古河機械金属、日建設計など多岐にわたるブランディング映像を手がける。
2023年、ドラマメイカーズ株式会社を設立。武蔵野美術大学 映像学科非常勤講師。日本映画監督協会会員。
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岡太地 2025
プレスリリース提供:PR TIMES

