SPECIAL：『グリフィン家のウェディングノート』

映画『グリフィン家のウエディングノート』予告編

【ココが見どころ】映画『グリフィン家のウエディングノート』

結婚式――それは、何が起こっても、たいていのことは許されるハッピーな1日。本作『グリフィン家のウェディングノート』で描かれるのはそんな特別な日を迎えた、ひとつの家族の物語。

演じるのは、ロバート・デ・ニーロ、ダイアン・キートン、スーザン・サランドン、ロビン・ウィリアムズという合計でアカデミー賞・受賞5回、ノミネート20回の名優4人を始め、『レ・ミゼラブル』など大ヒット作への出演相次ぐアマンダ・セイフライド、海外TVドラマ「グレイズ・アナトミー」で現代の女性代表としての地位を確立したキャサリン・ハイグル、『ナルニア国物語』シリーズのカスピアン王子役で女性ファンを虜にしたベン・バーンズら豪華なキャストたち。

そんな錚々たる面子が作り上げたのは、熟年離婚に再婚、こじらせ童貞も不妊治療も、みんなで共有する“オープンすぎる”グリフィン家の家族たち。もちろん、そんなにもオープンな彼らが家族円満でいつでも仲良く…なんてはずもない。デ・ニーロ演じるダメっぷりが炸裂する破天荒なパパ・ドンを中心に、それぞれに問題を抱えた家族たちの思惑が交差し、映画史上でも稀に見るドタバタ・コメディが展開する。

そんな彼らが、ちょっと男女関係にだらしなくても、ちょっと性格が歪んでいても、男をすぐに殴ってしまうちょっと血の気の多い女性でも、どうしても憎めない理由がある…そこには“悪意がない”のだ。普通なら誰もが隠そうとすることも、恥ずかしいと思ってしまうことも、素直に感情をさらけ出し、明け透けなまでに自分の欲求を実行する姿には清々しささえあり、思わず憧れさえ抱いてしまうほど。この窮屈な世の中、もしこんな家族がいたらきっと世界は楽しくなるはず！