■開催期間:6月2(木)~6月26日(日)
今年で18年目を迎える、米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」が、東京・横浜の6会場で開催!
今年は、2016年に開催されるブラジル・リオデジャネイロのオリンピックにちなみ、「お祭り」としての映画祭の再定義を目指した「Cinema Carnival ~Explore Your Emotions~」をテーマに掲げ、100を超える国と地域から約6,000本の作品が集結。開催期間も延長され、オフィシャルコンペティションをはじめ「音楽」「環境」「CGアニメーション」など、7つの部門とそのほか特別プログラムで構成される約200の作品が上映される。
シネマカフェでは、アカデミー賞主演男優・女優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオや、ブリー・ラーソンら豪華キャストを揃えた傑作ショートフィルムをご紹介!
≫公式サイトはこちらへ
新作オーディションのためマーティン・スコセッシ監督からマカオに呼び出されたレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ。これから彼らは同じ役を競うことになるのだが…。本作は『オーディション』という15分の短編作品。マカオ・香港・東京を舞台にレオナルドとロバートに加えブラッド・ピットという映画ファン垂涎ものが実現。そんな俳優陣をキャスティングするともあって製作費には7,000万ドルもかかっているのだとか。この夢の競演を見逃さないで。
『オーディション』は、インターナショナルプログラム8にて上映。
本年度アカデミー賞主演女優賞に輝き注目を集めたブリー・ラーソン。そんな彼女が出演するのは、自身が共同監督としてもクレジットされている作品『オモイ想い』。不思議な世界観で描かれる本作に登場するのは、人気TVシリーズ「New Girl」にも出演するサヤ・バーバー。去りたい女と引き止めたい男。どちらも思い通りにならない2人の結末とは…。
『オモイ想い』はインターナショナルプログラム1にて上映。
舞台となるエリス島はアメリカのアッパー・ニューヨーク湾に実在する島。「希望の島」として多くの移民がエリス島を通じてアメリカへ渡る一方、「嘆きの島」とも呼ばれ、審査を通れずに本国へ戻され家族と生き別れになる者や、感染症の疑いのためにエリス島に隔離される者もいた。そんな本作でデ・ニーロが演じるのはエリス島からアメリカへ渡れず、苦しくもエリス島でその生涯を終えた“ゴースト”。廃墟の中、“エリス島のゴースト”の視点で回想的に語りかけ、当時の情景や事情を美しくも悲し気に表現する。
『エリス』はインターナショナルプログラム7にて上映。