『南瓜とマヨネーズ』は、90年代のストリート・ファッションを牽引した宝島社のファッション雑誌『CUTiE』から派生した『CUTiE Comic』で掲載され、以後男女世代問わず長く愛されてきた魚喃キリコの代表作。実写化にあたり『パビリオン山椒魚』や『乱暴と待機』で知られる冨永昌敬がメガホンを取り、「どうしようもないけど、いそうな人たち」を、20年後の2017年版『南瓜とマヨネーズ』として、オリジナル脚本で映画化させた。どこか憂いのある表情と独特のタッチで緩和されていた人物のキャラもやけにリアルなセリフも、生身の人間に投影されると、役者のキャラと混ざり合うことでよりストレートに伝わり、なんだかギクリとしてしまう。 監督いわく「自分が『南瓜とマヨネーズ』を映画化するのは、男たちが団子虫から“多少ましな虫“になるさまを描くこと」と比喩しているが、“だめな男”たちに振り回されているようで、実は振り回している“どうしようもない女”が、「自分が何をしているのかわからない」と葛藤する、痛くも愛おしい、他人事とは思えないストーリーの心髄が見事にグレードアップ。原作がサブカル全盛期といわれる90年代終盤に息を吹き込まれた本作は、人も景色もどこか当時の名残を感じさせ、哀愁を漂わせながらも、2017年を生きる私たちとリンクする。 この空気感を絶妙なトーンで切り取るのが、人気写真家・川島小鳥。そして、音楽監修・劇中歌制作には「相対性理論」のボーカルをはじめとする音楽活動以外に、多岐に渡る芸術活動で活躍するやくしまるえつこが担当している点も注目だ。
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仲野太賀の20代をふり返るオールナイト上映『ほとりの朔子』『南瓜とマヨネーズ』『あの頃。』
「odessa Midnight Movies[vol.23]20代の太賀と仲野太賀AN特集」がテアトル新宿にて開催される。
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【本日レディースデー】人気映画をオトクに!映画館でゆっくり観たいおすすめ4選
本日水曜日は週に1度の映画レディースデー! 関東は暖かく晴れ、枯れ葉も目立ち秋を感じられる陽気に。お出かけ日和の本日は、映画館でゆっくり映画鑑賞はいかが。それでは、編集部おすすめの4作品をご紹介。
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太賀、サプライズでギター弾き語り!オダギリジョー「役者にしとくのがもったいない」
臼田あさ美、太賀、オダギリジョーで魚喃キリコの代表コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』。11月11日(土)、初日舞台挨拶が行われ、臼田さん、太賀さん、オダギリさん、そしてメガホンをとった
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【インタビュー】強烈だった恋愛は、いつだって鮮明に思い出せる――臼田あさ美が明かす恋愛観
臼田あさ美は、主演映画『南瓜とマヨネーズ』において、恋人のせいいち(太賀)と過去の男・ハギオ(オダギリジョー)の間で惑うツチダに扮した。劇中のいびつな三角関係を、こう表現する…
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【20周年記念プレゼント】『南瓜とマヨネーズ』臼田あさ美のチェキを1名様
〆切り:12月19日(火)
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【プレゼント】『南瓜とマヨネーズ』×TANGTANGコラボTシャツ(「ツチダとせいいちver.」)を3名様
〆切り:11月13日(月)
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オダギリジョー、共演者のベタ褒めに恐縮「今度、お食事でも…」
魚喃キリコの恋愛コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』の完成披露上映会が10月10日(火)、都内で行われ、主演を務める臼田あさ美、共演する太賀とオダギリジョー、冨永昌敬監督が…
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やくしまるえつこ、劇中歌をセルフカバー! 臼田あさ美ナレ『南瓜とマヨネーズ』予告解禁
不朽の恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃キリコの同名代表作を原作に、『パビリオン山椒魚』の鬼才・冨永昌敬監督
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【特報映像】臼田あさ美、太賀&オダギリジョーの間で揺れる…『南瓜とマヨネーズ』
女性漫画家・魚喃キリコの同名漫画を、臼田あさ美、太賀、オダギリジョー共演で映画化する『南瓜とマヨネーズ』
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臼田あさ美、太賀&オダギリジョーとの間で揺れる…『南瓜とマヨネーズ』場面写真公開!
魚喃キリコ・原作の漫画を、臼田あさ美主演、共演に太賀、オダギリジョーを迎え11月に映画化される『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作の場面写真が初公開された。
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太賀が臼田あさ美の“ヒモ”に!? 恋敵はオダギリジョー「南瓜とマヨネーズ」映画化
恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃キリコ原作の「南瓜とマヨネーズ」が実写映画化されることが決定。『愚行録』の臼田あさ美























