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ヒュー・ジャックマン、『オーストラリア』のセクシーなシャワー・シーンの裏では…

「世界で最もセクシーな男性」の称号を持つヒュー・ジャックマンが、最新作『オーストラリア』を携え来日。先日のアカデミー賞授賞式でも見事な司会とパフォーマンスで世界中を魅了したヒューは、インタビュー中もそのセクシーさと茶目っ気たっぷりの応答で、その魅力を全開してくれた。

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『オーストラリア』 ヒュー・ジャックマン photo:HIRAROCK
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「世界で最もセクシーな男性」の称号を持つヒュー・ジャックマンが、最新作『オーストラリア』を携え来日。先日のアカデミー賞授賞式でも見事な司会とパフォーマンスで世界中を魅了したヒューは、インタビュー中もそのセクシーさと茶目っ気たっぷりの応答で、その魅力を全開してくれた。

「初めて登場するシーンはイーストウッドを意識したんだ」

『オーストラリア』で、ヒューが演じるのは野性的なカウボーイのドローヴァー。過酷な状況の中、二コール・キッドマン扮する英国貴族のサラと反発し合いながらも愛し合う姿は、まるで『アフリカの女王』のハンフリー・ボガートや『赤い河』のジョン・ウェイン、そしてクリント・イーストウッドといったハリウッドの伝説的なヒーローを彷彿とさせる。
「まさに、その通り。監督のバズ・ラーマンは、過去の名作を思い起こさせような、カラフルな映画を作ったんだ。バズの映画はいつもそうだけど、今回はロマンス、コメディ、アクション、そしてイーストウッドばりの西部劇とたっぷり4本分のボリュームがある。演じる上で誰か特定の人物を参考にするというわけではなかったけれど、ドローヴァーが初めて登場するシーンで、帽子から顔をのぞかせるポーズは、まさにクリント・イーストウッドを意識したんだ。この映画は大作だけれど、深刻なものじゃない。エンターテイメントだからね。思いきり楽しんでほしいんだ」。

オーストラリア出身で、いまや世界的大スターとなったヒューだが、常に自分はオーストラリア人であるということを意識しているという。
「両親はイギリス人で、僕の兄弟5人のうち僕以外の4人はイギリス生まれだけれども、僕だけはオーストラリア生まれのオーストラリア育ち。自分自身、生粋のオーストラリア人だと思っているよ。いまは海外にいることが多いけれど、オーストラリア人というのはみんな旅人なんだ。日本にもたくさんいるし、世界中に散らばっている。でもオーストラリアを愛しているけれど、食事は日本食の方が好きだね(笑)。撮影現場に関して言えば、オーストラリアとアメリカは全然違うんだ。オーストラリアではみんな平等で、スターシステムというのはないけれど、アメリカではスターとそれ以外の人の間に、とても開きがある。現場でスターがほかの人たちと話をするのに、2〜3週間かかるんだ。本当だよ。周りが話しかけちゃいけない、という雰囲気がある。でも僕はアメリカでもオーストラリア流に、すぐに自分からみんなに話かけるんだけど、そうすると『とんでもない、ミスター・ジャックマン』って感じになってしまう。だから『ヒューと呼んでくれ。オーストラリアにはスターシステムはないし、僕は普通の人間なんだから』といつも言ってるんだ」。

「違いを超えて助け合えるところがオーストラリアの誇るべきところ」

美しいラブシーンに、馬上でのアクションと見どころは尽きないが、何と言ってもヒューの完璧なボディが拝めるシャワー・シーンが女性ファンの目を奪うはず。そう言うと「シャワー・シーンでは、スタッフにからかわれっぱなしでね。恥ずかしかったんだよ」と大笑い。
「あのシーンは撮るのが本当に大変だったんだ。バズは完璧主義者で、体にはオイルを塗りたくり、日焼け風のメイクをして、さらに石鹸の泡にまでこだわってね。『その泡が気に入らない』なんて撮り直すんだよ(笑)。さらにクローズアップ、ロングショット、スローモーションとあらゆる撮り方をしてたから、あのシーンだけで2日間もかかったんだ(爆笑)! 撮っている間もスタッフが僕のことをからかって、同じポーズをするんだ。でも、苦労した甲斐あって、女性が気に入ってくれてよかったよ(笑)。僕自身はアボリジニと白人の間に生まれたナラが連れ去られてしまうシーンや、ドローヴァーが彼らを連れ戻す場面がお気に入りなんだけどね」。

最後に、愛する母国オーストラリアの最も誇るべき点を聞いてみた。
「先日起きた大規模森林火災は、オーストラリア史上最悪の自然災害だったけれど、人々がこうした危機的状況の中、様々な違いを超えて助け合い、ひとつになった。オーストラリアは人口的には小さな国ではあるけれども、こういう悲劇があったときには、国が本当にひとつになる。何かあったときには、みんなが寄付をしたり、世界中にいるオーストラリア人たちが自発的に、匿名で手を差し伸べる。そのことをとても誇りに思っているよ」。

《text:Ayako Ishizu / photo:HIRAROCK》

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