ブルース・ウィリスには“予期せぬ”アクシデントが似合う。いやがおうにもトラブルに巻き込まれていくのは『ダイ・ハード』以来、彼の“オハコ”ともいえる役どころかもしれない。しかし、彼も実年齢では中年を通り越して高年にさしかかった。そんな時の流れをまざまざと感じさせたのが今回扮したジャックという刑事役だった。ニューヨークの治安を取り締まるベテラン刑事に扮したブルース・ウィリスからは、アクションスターのオーラは消え、汚れた風貌ながらも渋さを増した個性派俳優の雰囲気がビシビシ伝わってくる。
『国宝』吉沢亮&横浜流星ら登壇決定 「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」
がんばれ、おじさん。おじさんアクション花盛り! vol.1 おじさんアクションが急増中の背景は?
偽装夫婦の“嘘”のゆくえは? ラブコメ×サスペンスの後味が心地よい「私と結婚してくれますか?」