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第7回東京フィルメックス・ラインナップ発表

製作予算の大小に関わらず、既成の概念にとらわれない強烈な作家性のあふれる作品を紹介し、“新しい才能に道を開くこと”を使命としてきた国際映画祭「東京フィルメックス」。9月27日、東京国立近代美術館フィルムセンターにて記者会見が行われ、プログラム内容および上映スケジュールが発表された。

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  • 『長江哀歌』
  • 『黒眼圏 (原題)』 メイン
製作予算の大小に関わらず、既成の概念にとらわれない強烈な作家性のあふれる作品を紹介し、“新しい才能に道を開くこと”を使命としてきた国際映画祭「東京フィルメックス」。9月27日、東京国立近代美術館フィルムセンターにて記者会見が行われ、プログラム内容および上映スケジュールが発表された。

オープニングを飾るのは、本年度ヴェネチア映画祭において見事に金獅子賞を獲得した『三峽好人((Still Life)(原題)』(写真右)。三峡ダム建設中の町を舞台に、16年前に別れた妻子に会いに来た男と2年間音信不通の夫を探す女の姿を通し、変わりゆく中国社会を描写する本作は、ジャ・ジャンクー作品のエッセンスが凝縮されている。

・オープニング、クロージング作品
オープニング作品:『三峽好人((Still Life)(原題)』(監督:ジャ・ジャンクー)
クロージング作品:『黒眼圏(原題)』(監督:ツァイ・ミンリャン)

・特別招待作品(オープニング/クロージング含む11作品発表)
『三峽好人((Still Life)(原題)』
『黒眼圏(原題)』
『叫(さけび)』
『ハンモック』
『オフサイド』
『スクリーム・オブ・アント(仮題)』
『世紀の光』
『オペラジャワ』
『エレクション』
『エレクション2』
『シティ・オブ・バイオレンス(仮題)』

[ほか全34作品/全59回上映]

又モーツァルト生誕250周年記念プロジェクト“ニュー・クラウンド・ホープ”で制作された『黒眼圏(原題)』(写真左:ツァイ・ミンリャン、クロージング作品)、『世紀の光』(アピチャッポン・ウィーラセタクン)、『オペラジャワ』(ガリン・ヌグロホ)、『半月』(バフマン・ゴバディ)など、世界から注目を集める映画作家たちの最新作をいち早く上映する。

記者会見当日には黒沢清をゲストに迎え、特別招待作品『叫(さけび)』について「『叫』は日本で初の上映になりますが、大好きな東京フィルメックスで上映される運びとなり、嬉しく思います。今年の東京フィルメックスはすごい作品ばかり、観たい作品ばかりで、自分の『叫』も観に来てもらえるのだろうか、なんて思ってしまいます」と映画祭への期待を語った。


第7回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2006
期間:2006年11月17日(金)〜11月26日(日)
会場:
11月19日(日)〜11月26日(日):有楽町朝日ホール *メイン会場
11月18日(土)〜11月26日(日):東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール(11/20は休館) *岡本喜八監督特集
11月18日(土)〜11月25日(土):有楽町シネカノン *レイト上映のみ
11月17日(金):東京国際フォーラム・ホールC  *オープニングのみ
主催:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員
《シネマカフェ編集部》

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