フランス映画界の2大スター、ダニエル・オートゥイユ&ジェラール・ドパルデュー主演『あるいは裏切りという名の犬』の日本公開初日が12月16日(土)に決定した。2005年の第30回セザール賞では、8部門ノミネートという快挙を成し遂げた本作。オリジナル脚本の質の高さに、早くもロバート・デ・ニーロ製作・主演でハリウッド版リメイクが決定している。親友でありながら、かつて同じ女性を愛し奪い合った過去を持ち、今は警視庁内部で対立する2人の警視の激しくも切ない宿命を描いた物語。緊張感にあふれた男たちのドラマを映画化したのは、元警察官のオリヴィエ・マルシャル監督。実話が基でありながら緻密に練り上げられた物語構成は、いくつものエピソードが複雑に絡み合い、張り巡らされた伏線が導く驚嘆のクライマックスが待ち受ける。フランス映画史の一時代を築いたノワール犯罪劇を新たな切り口で魅せる『あるいは裏切りという名の犬』が、ついに日本上陸。