総勢3,000人もの子供たちが全国各地から集まった『バッテリー』のオーディション。その中から見事、主人公の原田巧役を射止めたのが林遣都。端正な顔立ちに、どこか凛としたオーラを放つ彼は、すでにスターの輝きに満ちているが…実は「オーディション中もどうして自分がここにいるのか、よく分からない状態でした」と言うから驚く。「この作品の大きさを理解して、プレッシャーを感じ始めたのは共演者の男の子たちと会ってから。みんなの役への思いや、このオーディションに賭けていた意気込みを聞いてる時に、単純に彼らの話に感動してる自分がいたんです(笑)。それから徐々にプレッシャーが大きくなって、いざ撮影に入るといっぱいいっぱいでした。巧って役のせいもあるけど、あえてみんなと距離を置こうとしたし、結構撮影中はピリピリしてたかもしれない。嫌な人だったかも!?」