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ヴェネチアで飲んだくれの“不肖の息子”伊藤英明に桃井ママ&浩市パパが愛の説教

鬼才・三池崇史が、かの源平合戦と西部劇を融合、用心棒のガンマンまで登場させ一大エンターテイメントに仕上げた世界照準の自信作『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』が9月15日(土)に公開された。第1回目の上映を前に行われた舞台挨拶に、三池監督に加え、主演の伊藤英明、佐藤浩市に安藤政信、桃井かおりが登壇。朝早くにもかかわらず、多くの観客が劇場に足を運び声援を送った。

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『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』 舞台挨拶に登壇した三池監督(左端)とキャスト陣。
『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』 舞台挨拶に登壇した三池監督(左端)とキャスト陣。
  • 『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』 舞台挨拶に登壇した三池監督(左端)とキャスト陣。
  • すっかり母親代わりの桃井かおりと“不肖の息子”伊藤英明
  • 普段のイメージとかけ離れた激しいキャラクターを演じた安藤政信と佐藤浩市
鬼才・三池崇史が、かの源平合戦と西部劇を融合、用心棒のガンマンまで登場させ一大エンターテイメントに仕上げた世界照準の自信作『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』が9月15日(土)に公開された。第1回目の上映を前に行われた舞台挨拶に、三池監督に加え、主演の伊藤英明、佐藤浩市に安藤政信、桃井かおりが登壇。朝早くにもかかわらず、多くの観客が劇場に足を運び声援を送った。

伊藤さんは「昨日、月曜9時のドラマの撮影が終了いたしまして。来週月曜が最終回です」となぜか映画に関係ない自身のドラマの宣伝から挨拶をスタート。映画はつい先日、伊藤さんも現地に赴いたヴェネチア国際映画祭で上映されたが、「プレス試写の反応がすごく良くて、いい気分で昼間から酒を飲んでました。一度気持ち悪くなったんですが、飲むのをやめたら倒れる、と思って夜中まで飲み続けてました。酔ってレッドカーペットをフラフラと歩き回りました」と報告。公式上映の様子については「1,000人くらいのお客さんが来てくださって、上映後5分間くらいスタンディングオベーションがあり、泣きそうになってしまいました…映画が終わる直前に起きたんですけど」と、ちょっぴりバツが悪そうな表情を見せながらも、嬉しそうに語ってくれた。そんな伊藤さんを、公式上映中に隣で蹴り続けていたという桃井さんは、開口一番いつもの独特な口調で「桃井だわ」。このひと言だけで観客の心をがっちりキャッチ。「みんなこんなに朝早くから偉いわね。私たちも結構がんばってやったのでぜひ応援してください」と呼びかけると会場からは大きな拍手がわき起こった。

全編を通じて役者は全て英語で演じているが、伊藤さんはヴェネチアで「今度はイタリア語で続編を作りたい」と語り、地元マスコミの喝采を浴びたそうだ。三池監督に続編について問い質すと「次は『スキヤキ・アマゾネス』でいこうと思ってます(笑)」との回答が。これにはまず桃井さんが「これは私は絶対出演できるわよね」とノリノリ。安藤さんも「三池さんのオファーなら絶対に出ますよ。桃井さんから直々に指名されたら? もちろんOKです」と、こちらもやる気満々。

前日の深夜に行われた前夜祭にも参加した佐藤さん。「9時間くらい前にもここにいまして。そのときはビールもあってよくしゃべったんですが、こうして初日の朝を迎えると緊張で足が震えて…って嘘ばっかり言ってるな(笑)。『アマゾネス』ですか? 我々男性陣は種馬として捕らえられるんですよね? 最近はそっちの自信は…ってまだ朝ですよね?」と不思議なテンションでひとりボケ突っ込みを連発。

最後に、観客に向けてのメッセージを求められた伊藤さんだが「桃井さんお願いします」、「ここは浩市さんに…」とスルー。これには桃井さんが「ほんとにこの子ったら、いつもこうやって済まそうとして!」と舞台上で説教。佐藤さんも「数年したら気の利いたことを言えるようになると思うんですけど。そんな彼の映画の中での男らしさを見てやってください」と、すっかり伊藤さんの保護者。覚悟を決めた伊藤さんが「僕らの思いがつまった作品であり、三池さん独特の世界が広がる斬新なエンターテイメントです。よろしくお願いします」と語り、割れんばかりの拍手とともに舞台挨拶は幕を閉じた。ついに日本に凱旋した『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』は全国松竹、東急系にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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