巨匠・黒澤の不朽の名作をリメイク! 現代を生き抜くヒントを掴みたい『椿三十郎』

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『椿三十郎』 -(C) 2007「椿三十郎」製作委員会
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巨匠・黒澤明監督と主演・三船敏郎コンビが生み出した不朽の名作『椿三十郎』。45年経った現在も色褪せることなく、世界中から注目を浴びている作品である。そんな日本映画史上に輝くヒーロー活劇が森田芳光監督の手によってリメイクされた! 監督から「この人しか考えられなかった」と熱いラブコールを受け今回、椿三十郎を演じるのは、『踊る大捜査線』『ホワイトアウト』など数多くのヒーローを演じてきた織田裕二。黒澤監督の脚本をそのまま活かすという大きなプレッシャーのなか、協調性とリーダーシップのある椿三十郎を作りだしている。

上役の汚職を暴き出そうとしている若侍たちの密議を偶然聞いてしまった素浪人の椿三十郎は、彼らを放っておけず助太刀することに。ちょっと頼りない若侍たちを引っ張りながら“茶室の三悪人”の陰謀を明らかにしていくが…。椿の必殺の剣、宿命のライバル・室戸半兵衛との決闘シーンなどはオリジナル同様に見どころとなっており、若侍と椿をはじめキャラクターそれぞれの性格が伝わってくる会話がまた面白い。時代劇というと堅苦しい、古くさいなどと若い人には抵抗のあるジャンルかもしれないが、『椿三十郎』は時代を超えた人間ドラマ。椿の生き様はかっこいいし、現代を生き抜くヒントが隠れているし、マツケン、トヨエツといった豪華キャストも見どころだ。

《text:Rie Shintani》

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