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誰が何を言っても脱力笑い! 『ピューと吹く!ジャガー』がいよいよ公開!

2000年から週刊少年ジャンプ(集英社)で掲載中のうすた京介の脱力マンガ「ピューと吹く!ジャガー」。この、たて笛を愛する謎の男・ジャガージュン市とその仲間たちが繰り広げるガッカリワールドが映画化された。1月12日(土)に初日を迎え、主演のジャガーを演じた要潤を始め、高橋真唯、大村学、小木博明(おぎやはぎ)、マッコイ斉藤監督が舞台挨拶を行った。

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『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』初日舞台挨拶にて(左から)大村学、高橋真唯、要潤、小木博明(おぎはやぎ)、マッコイ斉藤監督
『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』初日舞台挨拶にて(左から)大村学、高橋真唯、要潤、小木博明(おぎはやぎ)、マッコイ斉藤監督
  • 『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』初日舞台挨拶にて(左から)大村学、高橋真唯、要潤、小木博明(おぎはやぎ)、マッコイ斉藤監督
  • 『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』初日舞台挨拶 要潤
  • 『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』初日舞台挨拶 小木博明(おぎはやぎ)
2000年から週刊少年ジャンプ(集英社)で掲載中のうすた京介の脱力マンガ「ピューと吹く!ジャガー」。この、たて笛を愛する謎の男・ジャガージュン市とその仲間たちが繰り広げるガッカリワールドが映画化された。1月12日(土)に初日を迎え、主演のジャガーを演じた要潤を始め、高橋真唯、大村学、小木博明(おぎやはぎ)、マッコイ斉藤監督が舞台挨拶を行った。

あいにくの天気ではあったが、劇場はほぼ満員。そんな観客に向けて要さんは、「土砂降りの雨の中、こんなにたくさんの方が来てくださるとは思いませんでした。僕なら雨が降ったら絶対に外に出ないのに」と、ジャガーそのままの脱力挨拶。続けて、「どうでしたか、みなさん?」と観客に問いかけると会場からは大きな拍手。それでも要さんは「嬉しいです。ここまで心のない拍手とは思ってなかったんですけど(笑)、まず初日で、これからどれだけのお客さまが来てくださるかで、この映画の評価というか、成長が出てくると思うので、みなさん、2回3回と来ていただいて、毎回同じお客さんで(笑)、DVDも買っていただいて、このキャパをずっと守っていきたいと思います!」と口調は力強いが、内容は映画そのまま(笑)。しかし、これで会場はかなり盛り上がった。全編ほぼアドリブという撮影現場だったそうだが、完成した作品についての感想を聞かれると「すぐトイレに行って、鏡をよく見たら、ちょっと涙が目に浮かんでいました」とのこと。もちろん、その涙は感動の…? 「感動です。決して、“やっちまったな”という感じではなく、感動の涙ですね。涙が止まりませんでした」だそうだ。…本当ですか、要さん?

「天才たけしの元気が出るテレビ!!」や「ガガガガガレッジセール」など、人気お笑い番組を作ってきたマッコイ斉藤監督。「上映が終わってからの舞台挨拶ということですが、司会の方が『どうでしたか?』って聞いたら、パラパラな拍手が聞こえてきたので、“ああ、ま、いっか”っていう感じです(笑)。去年の夏、暑いときに一生懸命撮った映画なんで…、って、なんかみなさんリアクション薄いですね(笑)。最初はビックリしましたけど、もう一回DVDで観てもらって、そこからでもまだ遅くないなと思います!」と、さほどガッカリした様子もなくニコニコ笑いながらコメント。さすがは“深夜番組のカリスマ”と呼ばれるだけあって、何事にも動じない(?)ようだ。

ひたすらジャガーさんにふり回されるピヨ彦役の大村さんは、ここでもふり回されてしまったようで、「今日はお足元が悪い中、お越しいただきありがとうございます。みなさんに観られている感じとか、カメラがぱしゃぱしゃしている感じにまだ慣れていないので緊張しているんですけど、みなさん今日はどうでしたか?(『もうやったから(要さん)』)みなさんが面白かったと思ってもらえるような映画になっていると思いますので、またぜひ2回、3回と観てください。(『もう言ったから(要さん)』)それから、DVDも買ってください(『それも言ったから(要さん)』)」と、いちいち要さんのツッコミが入っていた…。

これまた謎のヒップホップ忍者・ハマーを演じた小木さん。いつもの調子で「今日はいっぱいだったと聞いてここに登場したんですけども、ちらほら空席もあり、これはどういうことなんだろう? まさか観た後に帰っていった人とかもいるんじゃないかと、ちょっと心配になりました。あと、笛を持っているお客さんもいて、どういう考えかと(笑)。笛を持って映画を観に来るって、どういう気持ちなんすか、これは? だって吹かないんでしょ? やめてください、そういうことは」と最前列に座ってたて笛を持っているお客さんをいじりだしてしまった。そこにすかさず要さんが、「吹こうとしたのに、なんで止めさせるんですか!」とツッコむと小木さんは「映画館に笛を持ってくるという神経が俺は考えられない! こういう公共の場で吹くのはいけないことですから。あとね、この映画が成功するのも失敗するのもみなさん次第です! 一番最初に観た方ですよね。みなさんが良いうわさを流すか、流さないかで、ほかの人が来る、来ないが決まってきますから。みなさんが帰って、心にもなくてもいいですから(笑)、映画は良かったと伝えてください。それ次第で成功するんです。映画はみなさんで作っていくものです(笑)」と、それこそ心にもないアピールぶり(笑)。

アイドル志望の高菜役の高橋さん。「2008年が始まって早々こんなに良いスタートがきれるとは思いませんでした(笑)」と、まずは挨拶。「私は要さんみたいに瞬発力も即戦力もないので、アドリブとか、そういう難しいことは出来なくて、みなさんについていくのがやっとでした。歌も緊張しましたけど、毎回、現場でも緊張してました」。撮影現場は男性が多かったようだが「みなさん、優しくしてくれました。監督も優しかったですけど、私の目を見てくれなくて…」。監督曰く「キレイな人の目を見ているとね、仕事どころじゃなくなっちゃうんで、基本アゴの、ボクシングで言うところのチンの辺りを見るようにしていました」そうで…。終始、爆笑が起こる舞台挨拶だったが、なぜか、どのコメントを聞いても力が抜けてしまう感じがするのは映画のせい!?

『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』は、渋谷アミューズCQNほか全国にて公開中。ぜひ、この脱力感を劇場で味わってほしい。
《シネマカフェ編集部》

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