司会者により「世界のディーヴァ、ビヨンセの登場です!」とアナウンスされると、何も知らされていなかった観客は一斉にどよめき、興奮は最高潮に。そして映画『ドリームガールズ』の主題歌のイントロが流れ出し、セクシードレス姿のビヨンセが颯爽と登場! ライヴ会場さながらの熱気の中、ダイナミックな歌声とダンスを披露してくれた。しかし、よく目を凝らして見るとビヨンセは、口パク…。おまけに、あたかもいるかのような目配せをするものの、両隣にはジェニファー・ハドソンもアニカ・ノニ・ローズもいない…。そう、舞台に現れたのはビヨンセはビヨンセでも、“和製”ビヨンセこと渡辺直美。「どうも、ビヨンセです。私はすごくマンデラさんを尊敬しておりまして、一曲歌わせていただきたいと思って駆けつけました」という挨拶に会場は大爆笑。「マンデラと白人看守の友情、涙必携です。I LOVE マンデ〜ラ」とラブコールを送ると、嵐のように去っていった。さすが世界の歌姫、去り際も威風堂々とキメてました。