堤真一と堺雅人、舞台挨拶で明暗くっきり! 現場で女優に優しいのはどっち?

堤真一が女優いじめ!? 『半落ち』、『出口のない海』の原作を手がけたベストセラー作家・横山秀夫。彼が新聞記者時代の体験に基づき、1985年8月12日に起きた日航機墜落事故をテーマに描いた「クライマーズ・ハイ」が豪華キャストを迎えて映画化された。6月17日(火)に完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に主演の堤真一、堺雅人、尾野真千子、原田眞人監督、そしてスペシャルゲストとして本作のイメージソングを歌う元ちとせが登壇した。

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『クライマーズ・ハイ』完成披露舞台挨拶。左から尾野真千子、堺雅人、堤真一、原田眞人監督、元ちとせ。
  • 『クライマーズ・ハイ』完成披露舞台挨拶。左から尾野真千子、堺雅人、堤真一、原田眞人監督、元ちとせ。
  • 『クライマーズ・ハイ』完成披露舞台挨拶にて 堤真一。
  • 『クライマーズ・ハイ』完成披露舞台挨拶にて 堺雅人。
堤真一が女優いじめ!? 『半落ち』、『出口のない海』の原作を手がけたベストセラー作家・横山秀夫。彼が新聞記者時代の体験に基づき、1985年8月12日に起きた日航機墜落事故をテーマに描いた「クライマーズ・ハイ」が豪華キャストを迎えて映画化された。6月17日(火)に完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に主演の堤真一、堺雅人、尾野真千子、原田眞人監督、そしてスペシャルゲストとして本作のイメージソングを歌う元ちとせが登壇した。

気ままな遊軍記者の身から、突如この事故に関する全権デスクに任命される主人公・悠木に扮した堤さんは、晴れやかな表情で「こちらから言うことは何もありません。観て、何かを感じていただければ嬉しいです」と挨拶。撮影は群馬県の前橋で1か月にわたって行われたが「宿泊していたホテルが、撮影で使ったビルの真ん前だったんです。映画から一切抜け出すことが出来ない状況でした。精神的に追い詰められる部分もありましたが、それがスクリーン上に反映されていると思います。普段は、ほかの役者の邪魔になるくらい(笑)、現場でべらべらと喋ってるんですが、今回に関しては『ちょっとでも気を抜いたら終わり』という気持ちで“真面目に”撮影に臨みました。まあ常に真面目ですけどね…(笑)」とふり返った。

原田監督は「僕自身、ジャーナリストとして取材に赴いたことや、8歳の息子を一人で飛行機に乗せて送り出したことがあります。それから“9.11”の事件ときは、まさにあの真っ最中にアメリカで飛行機に乗っていました。こうした経験とこれまで培ってきた映画の技術をぶち込んだ作品です」と本作への並々ならぬ思い入れを語ってくれた。

尾野さんは、男社会の縮図のような新聞社で、女性記者としてスクープに燃える千鶴子を演じたが、「女性のみなさんに、『自分だったら——?』と考えながら観ていただければと思います」と語りかけた。「本当に“男臭い”現場でした」と撮影をふり返る尾野さん。「私自身、これだけ豪華な俳優の方々と一緒にお仕事するのは初めてで、緊張してよくセリフを噛んでしまいました。監督には怒られ、堤さんには半分無視されるような状態で(笑)、堺さんが優しい言葉をかけてくださいました」と現場の内実を暴露! これには堤さん、“やられた!”という表情で苦笑いを浮かべた。

一方、株を上げた堺さん。悠木と同じ新聞社に勤める県警キャップ・佐山を演じているが「実際の記者の方々にお会いして、話を聞いたりしましたが、本当に面白い職業だと感じました。新聞社自体がひとつの生き物のようで、その中にそれぞれの誇りを持った記者たちがいるんですね。働くということの美しさを感じました」と目を輝かせた。堤さんとの共演についても「18歳で上京した頃から、堤さんはいつも舞台の中央で輝いている存在でした。その背中を追ってここまでやってきたので、ご一緒できるというだけで嬉しかったです。撮影では、一歩も退くことなくこちらの演技を受け止めてくださいました」と充実した表情で語った。

この日はさらに、本作のイメージソング「蛍星」(エピックレコードジャパンより7月2日発売/初回限定版1,500円・通常版1,223円<税込>)を歌う元ちとせが、登壇者への花束を携えて登場。元さんは「どんな場所にも、真実を伝えようとしている人がいるんだ、ということに勇気をもらいました」と映画の感想を語ってくれた。そして舞台挨拶終了後、元さんは「蛍星」を熱唱。つめかけた観客は、熱い思いのこもった元さんの力強い歌声に酔いしれた。

『クライマーズ・ハイ』は、7月5日(土)より丸の内TOEI1ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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