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三谷幸喜「鼻にわさび詰めてよかった!」 写真の腕前には佐藤浩市&寺島進ブーイング

6月7日(土)より公開中の『ザ・マジックアワー』のヒットを記念して、三谷幸喜監督が、“大ヒット御礼舞台挨拶行脚”と称して21日(土)から22日(日)にかけて、都内各地の劇場を回り舞台挨拶を行った。22日(日)の夜に行脚のトリとなる有楽町・日劇2で行われた舞台挨拶には、主演の佐藤浩市と寺島進も登場。会場は大きな盛り上がりを見せた。

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『ザ・マジック・アワー』大ヒット御礼舞台挨拶。左から寺島進、佐藤浩市、三谷幸喜。
『ザ・マジック・アワー』大ヒット御礼舞台挨拶。左から寺島進、佐藤浩市、三谷幸喜。
  • 『ザ・マジック・アワー』大ヒット御礼舞台挨拶。左から寺島進、佐藤浩市、三谷幸喜。
  • 都内の劇場を巡った三谷幸喜監督。
  • “私服姿”の寺島進
  • 佐藤浩市も実はTVに出過ぎだと思ってた…?
6月7日(土)より公開中の『ザ・マジックアワー』のヒットを記念して、三谷幸喜監督が、“大ヒット御礼舞台挨拶行脚”と称して21日(土)から22日(日)にかけて、都内各地の劇場を回り舞台挨拶を行った。22日(日)の夜に行脚のトリとなる有楽町・日劇2で行われた舞台挨拶には、主演の佐藤浩市と寺島進も登場。会場は大きな盛り上がりを見せた。

すっかりおなじみとなったタキシード姿で現れた三谷監督。この日の時点で動員数160万人、興行収入20億円を突破したが、監督は「このペースで行けば、1年後には500億円に達する計算ですね。ただ、うちの母親が3回、深津絵里さんのお母様が2回観に行ってますので、動員数は実際には、160万人よりも少しだけ少ないと思います」と大真面目な表情で語った。

ちなみに、監督自身も公開後に観客の反応を確かめるため、何度か劇場に足を運んだという。「みなさんが笑っている姿を見ると『この映画作ってよかったな』、『鼻にわさび詰めてよかったな』、『“ロマンスの神様”歌ってよかったな』と思いますね。こないだ寺島さんと一緒に観に行ったんですが、寺島さんの私服ってすごく目立つんです。ミニサイン会みたいになってました」と明かした。

前日の夜の六本木の上映に始まり、この日も渋谷、新宿、池袋、そしてここ有楽町と都内を回った監督。六本木での深夜の回にも70名を超える観客が訪れたということで「夜中の1時半に始まって、全てが終わるのが4時半ですからね。『こんな時間に君たちはどこから来たんだ? そしてどこに帰るんだ?』と思いましたよ」と熱心なファンに監督も驚いたようだ。

各劇場を訪れるたびに、監督は観客と一緒に記念写真を撮ったということで、その模様がスクリーンに映し出された。監督の「僕がどれだけがんばったかってことを分からせたい!」という思いから、このスライドショーを見せられるためだけに佐藤さんと寺島さんが登場。ちなみに寺島さんは、監督の言う“私服姿”! スクリーンに映し出された写真はと言うと、監督が頭しか写ってないものや10秒のセルフタイマーに間に合わずに、監督の姿がぼやけているものなど。これが160万人を動員した映画の監督が撮ったものなのか? と疑いたくなるような写真に、佐藤さんと寺島さんからは厳しい突っ込みが浴びせられた。この回でも観客席をバックに撮影が行われたが、「シャッター押しますよ」というスタッフの申し出を頑なに断り、監督はやはり10秒のセルフタイマーを使って、自分で撮影することにこだわり抜いた。ちなみに佐藤さんは重そうなデジタル時計を持たされたが、これは監督が“証拠”として各回の撮影で持ち込んでいるものだとか。写真は映画公式サイトの監督ブログに掲載されている。

寺島さんは詰めかけた観客に向けて「今日はありがとうございます。三谷幸喜、がんばっています。『ザ・マジックアワー』最高です!」と呼びかけた。

佐藤さんは「世間では『TVに出過ぎだ』という三谷バッシングがちらほらと出て、本人は意外と傷ついています(笑)。実はこの男、打たれ弱いんで。僕もまあ『宣伝過多だな。ちょっと出過ぎだな』と思わないでもないです。でも、そこまでしてでもみなさんに観ていただきたい映画なんです。その思いを優しい気持ちで汲んでやってください!」とフォローを入れつつ呼びかけた。

だが、三谷監督はそんなフォローなどどこ吹く風で「出来ることなら『笑点』にも出たかったです」と残念そうな表情で語った。さらに「コメディは観客のみなさんの笑い声によって作品が完成するものだと思っています。ぜひ、みなさんでこの映画を完成させてください!」と呼びかけ、こうして監督の“大ヒット御礼舞台挨拶行脚”は幕を閉じた。

『ザ・マジックアワー』は全国東宝系にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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