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DMC信者の熱すぎるラブコールを受け、松ケン思わず禁煙失敗を告白

素顔はお洒落ポップを好む心優しき少年。だが裏の顔は、暴言を連呼する悪魔系デスメタルバンド「DMC」のカリスマボーカル——。2005年より「ヤングアニマル」(白泉社)で連載が開始されて以来、カルト的人気を集めてきた、若杉公徳原作のギャグ漫画が遂にスクリーンに! 人気絶頂の松山ケンイチを主演に迎え、完全実写化された『デトロイト・メタル・シティ』が8月23日(土)より公開される。これに先立ち、7月31日(木)、SHIBUYA-AXにて「デス・メイク・カーニバル08」と題し、「DMC」の熱狂的ファンを集めた本作の完成披露会見が行われ、松山さんを筆頭に加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、松雪泰子、李闘士男監督が登壇した。

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『デトロイト・メタル・シティ』イベントにて(左より)李闘士男監督、秋山竜次、加藤ローサ、松山ケンイチ、松雪泰子、細田よしひこ
『デトロイト・メタル・シティ』イベントにて(左より)李闘士男監督、秋山竜次、加藤ローサ、松山ケンイチ、松雪泰子、細田よしひこ
  • 『デトロイト・メタル・シティ』イベントにて(左より)李闘士男監督、秋山竜次、加藤ローサ、松山ケンイチ、松雪泰子、細田よしひこ
  • 『デトロイト・メタル・シティ』主演の松山ケンイチ
  • 『デトロイト・メタル・シティ』相川さん役の加藤ローサ
  • 「デス・メイク・カーニバル08」に詰めかけたDMC信者たち
素顔はお洒落ポップを好む心優しき少年。だが裏の顔は、暴言を連呼する悪魔系デスメタルバンド「DMC」のカリスマボーカル——。2005年より「ヤングアニマル」(白泉社)で連載が開始されて以来、カルト的人気を集めてきた、若杉公徳原作のギャグ漫画が遂にスクリーンに! 人気絶頂の松山ケンイチを主演に迎え、完全実写化された『デトロイト・メタル・シティ』が8月23日(土)より公開される。これに先立ち、7月31日(木)、SHIBUYA-AXにて「デス・メイク・カーニバル08」と題し、「DMC」の熱狂的ファンを集めた本作の完成披露会見が行われ、松山さんを筆頭に加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、松雪泰子、李闘士男監督が登壇した。

タイトル通り、白塗りのデスメイクで集まった観客たち(写真下)の「GO TO DMC!」という叫び声が会場を埋め尽くす中、イベントはスタート。松山さん始めキャストらは登場するや、ファンのひとりひとりのサインの要求に応じ、会場はいまにも雪崩を起こしそうな勢い。気合十分のファンたちを前に、松山さんは「僕らだけこんな正装で来ちゃって場違いなんじゃないか。撮影のときは対等だったのに置き去りにされてる気分」と恐縮ぎみに挨拶。本作の最大の見どころは何と言っても、松山さん扮するヨハネ・クラウザーII世(根岸崇一)率いるバンド「DMC」の破壊的なライヴシーン。撮影の感想を聞かれた松山さんは「ほんとにすごい2か月でした…。(エキストラの)お客さんが準備万端で待っていたので、僕らも気を抜いてはダメだな、と。だから、ある意味お客さんと僕らの戦いで、すごく面白かったですね。ただ、お客さんからのエネルギーを受け取れるかどうかのプレッシャーの中で、僕は、止めていたタバコを吸ってしまいました…」とカミングアウトした。

秋山さんが演じたのは、実生活ではブルマオタク、「DMC」ドラム担当、カミュこと西田照道。「ドラムを全くやったことがなかったので、とりあえず鍋とフライパンを出して菜箸でカンカン練習しました。それくらいのプレッシャーで、やめてた甘いものをやめました(笑)」と松山さんに便乗しつつ、その苦労を語った。

同じく「DMC」のセクシー系ベースボーカル、アレキサンダー・ジャギこと和田真幸役の細田さんは、自身の役について「生まれて初めて『セクシー』と言われました」とコメント。ジャギ様お得意の腰ふりポーズを披露し会場を沸かせた。細田さんも「実は、本編の中でもベースの音が外れてるところがあるんです。一回観ただけじゃ分からないので、何度も観に行ってください」とカミングアウトしたが、こちらは観客の非難の声を浴びる羽目に…。

会場の熱気にすっかり圧倒された様子を見せたのは、マドンナ・相川さん役の加藤さん。監督からはキャストの中で唯一、素顔と大差がない役と評されたが、「そんなことは全然ないんですよ! 普段の私はすごく抜けてるんですが、(相川さんは)常識人という感じがすごくあって、大変でした」と反論した。また、DMCファンのメイクの感想を尋ねると「私も(デスメイク)したいな。みなさんがすごく羨ましいです。私もおうちでDMCやります(笑)」と羨望の眼差しで語った。

これだけ人気のある原作を実写化した李監督は、オファーを受けたときの感想を「出来れば逃げ出したかった」と明かしつつも、成功へと導いたキャストの見事な変貌ぶりを絶賛。そして観客に「細田さんは腰ふり、秋山さんは『うん、すごくいい』という喘ぎ声、加藤さんは可愛いおへそ、松山さんは胸毛、松雪さんはのどちんこ。この5つの見どころを見逃さないようにして楽しんでください!」と、監督曰く“マニアな見どころ”を伝授した。

そして、この日最もはじけていた(?)のが、DMCの所属するデスレコーズの鬼社長役の松雪さん。映画では、ドSな行動と“FU※K”を始めとする暴言を吐きまくっているが、この役を引き受けるまでには相当悩んだのだとか。しかし、蓋を開けてみれば、「こんなにひどい言葉を連続して言えて、ほんとにこれまで出演した作品の中でも最高の撮影でした」とかなり気に入っている様子。これには、松山さんも「思いきり『FU※K』って言ってましたからね。最初あまりにすんなり言ってたので笑っちゃいましたよ」と撮影の様子を明かした。

最後に、会場から「クラウザーさん!」というおびだたしい黄色い声を受け、クラウザーになりきった松山さんが、「貴様ら、地獄で待ってろよ!」と叫び、イベントは熱狂冷めやらぬうちに幕を閉じた。今後、ますますヒートアップしそうな『デトロイト・メタル・シティ』は、8月23日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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