東儀秀樹も魅せられた、武士道を持つ最強の裏切り者の物語『TOKYO JOE』公開
かつて、犯罪王アル・カポネがその名を馳せたシカゴで、1980年代、巨大マフィア組織がひとりの日系人によって壊滅へと追い込まれた。男の名はケン・エトー。“東京ジョー”と呼ばれ、全米のマフィアからも恐れられる組織の大幹部だった彼は、なぜ組織を裏切ったのか? その軌跡を追ったドキュメンタリー『TOKYO JOE マフィアを売った男』が12月13日(土)に公開を迎えた。これを記念して奥山和由プロデューサー、小栗謙一監督によるトークイベントが開催され、ゲストとして雅楽演奏家の東儀秀樹も出席した。
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「観始めたら、いつの間にか集中していました。ムチャクチャ面白かったです!」と大絶賛の東儀さん。7歳までをバンコクで、さらに中学時代をメキシコで過ごすなど、海外での生活が長かったこともあり、異国での暮らしにおける心情にも言及。「普通、日本人や日系人は、海外で孤独を感じてしまうものです。でもエトーは“日本人”としての生き様をしっかりと見せてくれる。そこに共感を覚えました。武士道や忠義といったテーマが描かれていますが『そうだよ、これが日本人なんだよ』と再確認させられました」と興奮気味に語った。
奥山プロデューサーは「こんな題材が埋もれていたのか! という思い」で今回の映画化を決意したと語り「マフィアということで扱いづらいけど、小栗監督なら独特の雰囲気で入っていけるだろうと思った」と監督に白羽の矢を立てた経緯を説明。小栗監督は「エトーは、FBIの保護プログラムの下にあるので。居場所どころか、生きているのか、死んでいるのかさえ分からない状態でした。それをFBIに尋ねても『そういうのを教えないのが保護プログラムなんです!』と返されてしまう。それでも、劇中にも登場するスミスFBI捜査官との接触から、少しずつ突破口を広げていきました」と取材の過程を明かしてくれた。「最初はカメラを回さず、相手の話だけを聞いて信用を獲得することで固いガードを破っていった」(小栗監督)そうだが、「取材しようとしたら、ほうきで追っ払われた」(奥山プロデューサー)こともあったそう。
東儀さんはさらに「映画からアメリカの懐の深さも感じました。顔が映っているままで『俺が殺した』とか生々しいセリフが出てくる。日本ではありえないですね」と作品の持つリアリティを称賛。さらに「いまの日本社会における過保護さ、自己責任のなさを常々感じていますが、映画を観て『昔は日本もこうだったのに』と国のあり方を考えさせられました」と真剣な表情で語った。
『TOKYO JOE マフィアを売った男』は渋谷シネ・アミューズ、新宿バルト9ほか全国にて公開中。
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