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アフガンの声なき声に耳を! ユニセフが『子供の情景』試写会の参加者を募集

全世界に衝撃を与えた「9.11」をきっかけに始まった「対テロ戦争」を通じ、国土を荒廃させたアフガニスタン。以来、ニュースの震源地としてクローズアップされてきたが、その一方で、実際にそこに暮らす人々の生活や苦境が世界に発信されることはほとんどなかった。そんな中、イランを代表する映画監督モフセン・マフマルバフの娘で19歳のハナ・マフマルバフは、子供の視点を通じて、テレビでは流れない現地の情景を長編デビュー作品『子供の情景』で描いた。タリバンに破壊された石仏の瓦礫が残るバーミヤンを舞台に、6歳の少女の小さな冒険から、戦争の無慈悲さや大人が子供に与える影響の大きさを寓話的に伝えている。

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全世界に衝撃を与えた「9.11」をきっかけに始まった「対テロ戦争」を通じ、国土を荒廃させたアフガニスタン。以来、ニュースの震源地としてクローズアップされてきたが、その一方で、実際にそこに暮らす人々の生活や苦境が世界に発信されることはほとんどなかった。そんな中、イランを代表する映画監督モフセン・マフマルバフの娘で19歳のハナ・マフマルバフは、子供の視点を通じて、テレビでは流れない現地の情景を長編デビュー作品『子供の情景』で描いた。タリバンに破壊された石仏の瓦礫が残るバーミヤンを舞台に、6歳の少女の小さな冒険から、戦争の無慈悲さや大人が子供に与える影響の大きさを寓話的に伝えている。

2007年のローマ映画祭にて「ユニセフ賞」を受賞したこの『子供の情景』を推薦する財団法人日本ユニセフ協会によって、3月6日(金)に本作の特別試写会が開催される。先着で65組130名様が無料で招待されるこちらの試写会。当日は、ユニセフのアフガニスタンでの活動を統括するユニセフ南アジア地域事務所のダニエル・トゥール代表が、アフガニスタンの子供たちの現状を報告するのに加え、3月初旬に来日するハナ・マフマルバフ監督も来場し、舞台挨拶が行われる予定。応募は定員に達し次第締切。応募方法、詳細については下記のユニセフホームページにて。

日本ユニセフ協会『子供の情景』特別試写会
http://www.unicef.or.jp/osirase/back2009/0902_07.htm

また、監督の来日にあわせて、3月7日(土)には、東京フィルメックスの主催で開催される「『映画』の時間」のプレイベントとして本作の試写会を実施。こちらは先着順で200組の親子が無料招待される。概要については以下の詳細ページにて。

子ども映画制作ワークショップ「映画」の時間
http://www.filmex.net/eiganojikan/2009/

オバマ米大統領の就任に伴って、今後の支援の形が論じられているアフガン問題。日本のアフガニスタン支援のあるべき姿についても論じられる機会が増えているが、この機にアフガニスタンの子供たちの“声”に耳を傾けてみては?

『子どもの情景』は4月18日(土)より岩波ホールほか全国にて順次公開。

『子供の情景』公式サイト
http://kodomo.cinemacafe.net/index_pc.html
《シネマカフェ編集部》

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