【ゆうばり映画祭レポート05】最高賞は入江悠監督『SR サイタマノラッパー』に!

新しい才能の発掘の場として注目を集めているオフシアター・コンペティション部門。今年の応募総数は302本。そのうちの10本が今回の映画祭で上映となり、3月1日(日)のクロージング・セレモニーでグランプリが発表された。第19回のグランプリに輝いたのは、入江悠監督『SR サイタマノラッパー』。これまでにも、『OBSESSION』(2003年度)、『SEVEN DRIVES』(2004年度)が同部門に入選している監督だが、『SEVEN DRIVES』は審査員にボロクソ言われ、今回は期待せずに挑んだのだとか。だが、結果は見事、グランプリ! 「これからも自分に嘘をつかず、正直な思いを映画にしていきたい。開催期間中、自分の作品の上映時にこっそり会場を観に行き、お客さんの反応を見て泣いてしまいました」と、受賞もさることながら観客の姿に心打たれたと喜びを語った。

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グランプリに輝いた『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督と奥野瑛太 photo:Rie Shintani
  • グランプリに輝いた『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督と奥野瑛太 photo:Rie Shintani
新しい才能の発掘の場として注目を集めているオフシアター・コンペティション部門。今年の応募総数は302本。そのうちの10本が今回の映画祭で上映となり、3月1日(日)のクロージング・セレモニーでグランプリが発表された。第19回のグランプリに輝いたのは、入江悠監督『SR サイタマノラッパー』。これまでにも、『OBSESSION』(2003年度)、『SEVEN DRIVES』(2004年度)が同部門に入選している監督だが、『SEVEN DRIVES』は審査員にボロクソ言われ、今回は期待せずに挑んだのだとか。だが、結果は見事、グランプリ! 「これからも自分に嘘をつかず、正直な思いを映画にしていきたい。開催期間中、自分の作品の上映時にこっそり会場を観に行き、お客さんの反応を見て泣いてしまいました」と、受賞もさることながら観客の姿に心打たれたと喜びを語った。

審査委員長の高橋伴明監督は「青春映画としての上質なクオリティがあり、予定調和になっていないところが決め手となった。何よりも次回作を観たい監督」と総評。また、入江監督には副賞として次回作制作支援金200万円が贈呈され、これから制作する新作が来年の映画祭で特別上映される予定だ。復活2年目となるゆうばり国際ファンタスティック映画祭が新たに掲げたテーマが“継続”であるように、新しい才能を見つけるだけでなく育てていくのがこの映画祭の素晴らしさ。

そして、『SR サイタマノラッパー』は閉会式後の夜と映画祭最終日に上映され、それぞれの上映後には入江監督とブロッコリーラッパー MIGHTY(マイティ)役の俳優・奥野瑛太が登壇。監督は「どういう映画を作っていったらいいのか悩んでいたときに作った作品。だからこそ、お客さんが笑ったり喜んだりする姿を見ることができて嬉しかった。そこに(グランプリという)おまけが付いてきた」と語り、奥野瑛太は役柄に因んでラップを披露。映画祭最後の上映会を盛り上げた。なお、『SR サイタマノラッパー』は3月14日(土)より池袋シネマロサにてレイトショー公開される。

(text/photo:Rie Shintani

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」
開催期間:2月26日(木)〜3月2日(月)
映画祭公式サイト:http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=main2009.php&langue=21010
《text:cinemacafe.net》

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