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アン・ハサウェイが笑顔を封印 緊迫感あふれる衝撃のサスペンス『パッセンジャーズ』

飛行機事故で生き残った乗客ら5人のカウンセリングを担当することになった精神科医・クレア。ところが、カウンセリングの様子をうかがう謎の男が出現し、事故について語り始めた患者たちが次々と姿を消す奇妙な事態が起こる…。

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『パッセンジャーズ』 -(C) 2008 Passengers Productions, LLC
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  • 『パッセンジャーズ』 -(C) 2008 Passengers Productions, LLC
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飛行機事故で生き残った乗客ら5人のカウンセリングを担当することになった精神科医・クレア。ところが、カウンセリングの様子をうかがう謎の男が出現し、事故について語り始めた患者たちが次々と姿を消す奇妙な事態が起こる…。

『レイチェルの結婚』で本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、授賞式でも意外な美声を披露するなど、魅力を振りまいていたアン・ハサウェイ主演作。ハサウェイ扮するヒロイン、クレアが航空会社の陰謀と思しきミステリーに迫る形を取っているが、その果てには意外なラストが待っている。とは言え、全編に充満する不気味な緊迫感やヒューマンドラマの名手、ロドリゴ・ガルシアが監督を務めていることを思えば、結末は自然と導き出されるところ。展開の衝撃性を楽しむサスペンスというよりは、人間のメンタリティをサスペンスに託した作品だと言える。

エネルギッシュでチャーミングな笑顔を封印し、複雑なヒロインを演じたアン・ハサウェイはもちろん、『リトル・チルドレン』のパトリック・ウィルソン、名女優ダイアン・ウィーストら、人間の心の機微を表現することに長けた実力派たちが配役されているのも、本作を紐解く上での重要な鍵となっている。

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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