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大泉洋、主演じゃなくてガックシ? 「純愛してたのは俺じゃなかった!」

売上140万部を突破する橋本紡の人気小説を原作に、高校生の少年と病を患った少女の恋を描いた『半分の月がのぼる空』が来春公開となる。原作者の出身地である三重県伊勢市の全面バックアップのもと、オールロケが行われた本作。先日、深川栄洋監督を始め、主演の池松壮亮に忽那汐里、大泉洋が出席しての撮影現場会見が行われたが、その模様がこのたび明らかとなった。

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『半分の月がのぼる空』製作会見(左から)深川栄洋監督、忽那汐里、池松壮亮、大泉洋
『半分の月がのぼる空』製作会見(左から)深川栄洋監督、忽那汐里、池松壮亮、大泉洋
  • 『半分の月がのぼる空』製作会見(左から)深川栄洋監督、忽那汐里、池松壮亮、大泉洋
  • 『半分の月がのぼる空』撮影現場にて
  • 『半分の月がのぼる空』撮影の様子
  • 『半分の月がのぼる空』撮影の様子
売上140万部を突破する橋本紡の人気小説を原作に、高校生の少年と病を患った少女の恋を描いた『半分の月がのぼる空』が来春公開となる。原作者の出身地である三重県伊勢市の全面バックアップのもと、オールロケが行われた本作。先日、深川栄洋監督を始め、主演の池松壮亮に忽那汐里、大泉洋が出席しての撮影現場会見が行われたが、その模様がこのたび明らかとなった。

物語の舞台となるのは市内の病院。今年5月に公開された『60歳のラブレター』に続いてラブストーリーを手がける深川監督は、「いままで見えなかった伊勢の横顔やうしろ姿を舞台に映画を作っています。大人たちが必ず一回は通ってきた、人のことを好きになるとか、人のために何かをするとか、人のために前に進んでいく、ということが見られる映画です。登場人物が成長していく姿を、ぜひ映画館に足を運んで確かめていただければ、観てくださった方々に特別なものが残るのではないかと思っています」と作品を紹介。さらに、「映画の“額縁”が、中盤からいままでのものと違うものだったんだと思ってもらえるような仕掛けがあります。原作にあるいくつかの感動的なエピソードを拾い上げながら、映画ならではのアレンジで表現しています。いままで観たことがないような映画になると思います」と手応えを口にした。

心臓病を患った少女・里香と恋に落ちる主人公・裕一を演じた池松さんは、「限られた時間の中で、裕一という、すごくピュアでまっすぐなキャラクターをどうやって見せていけば魅力的になるのか、本当に難しかったです」と役作りに困難を伴った様子。「原作は何度も読んで大好きですが、映画として面白くするために、裕一というキャラクターを現場で監督と新しく作り上げていきました。伊勢オールロケが出来ることもすごくありがたいと思いますし、土地柄が作品に大きく影響していると思いますので、作品を楽しみにしていてください」と充実した表情を見せた。

ヒロイン・里香役の忽那さんは、今回の大抜擢に「本当に心から嬉しいなと毎日思いながら撮影しています」と笑顔でコメント。撮影に向けて不安もあったようだが、「池松さんが私にカメラが向いているときでもきちんとお芝居をして下さって、本当に心強かったです。ありがとうございます」と共演の池松さんに感謝した。里香のことを「幼い頃からずっと病気だったので、不安のピークがずっと続いてる中で、それをあまり見せなかったりするような子だけど、内心はしっかりプライドがある子」と丁寧に説明する忽那さん。「監督やスタッフの方、キャストの方に支えられながら毎日撮影をしています。この作品に関わっている全ての方と、本当にいい作品を作りたいと思っています」と意気込みを見せた。

そして、重い過去を背負いながら生きる医師・夏目役でシリアスな演技を見せる大泉さんは、劇中とは裏腹に、「作品のオファーをいただいたときは、マネージャーが『やりました、大泉さん。ついに純愛映画です!』と。『ついに俺にもそういう仕事がきたか!』と思いました。純愛という言葉に非常に魅かれましてですね、胸踊りながら、台本を読んでみたところ、純愛してたのは俺じゃなかった。若い2人だったんです(笑)」とコメント。自身、シリアスな役は久しぶりのようだが、「監督の演出で夏目という人が何倍も深くなっていくんです。わからないことは監督とじっくり話し合い、台本を読んだだけではできない世界観を与えてもらえる。とても安心して任せられるというか、深川監督の世界に浸りながら演じていけるという感じです」と監督に絶大な信頼を寄せているようだ。

さらに、「ご飯がおいしいのでダイエットしなきゃいけない僕には辛いです」と伊勢の生活を満喫している様子の大泉さん。「見たところ、のんびりさ加減は北海道に似てるのかな。本当にいい街ですね。勉強の毎日で楽しい撮影を行っています」と笑顔を見せた。

『半分の月がのぼる空』は2010年春、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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