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オバマ政権下で働く俳優がワシントンで路上強盗被害に

昨年、出演していたTVシリーズ「Dr. HOUSE」を降板してバラク・オバマ政権下で公職についているインド系アメリカ人の俳優、カル・ペンが、ワシントンD.C.の路上で拳銃強盗の被害にあった。

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カル・ペン -(C) Reuters/AFLO
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昨年、出演していたTVシリーズ「Dr. HOUSE」を降板してバラク・オバマ政権下で公職についているインド系アメリカ人の俳優、カル・ペンが、ワシントンD.C.の路上で拳銃強盗の被害にあった。

事件が起きたのは20日の午前1時20分頃。路上で突然拳銃をつきつけられ、財布と携帯電話2つを強奪された。警察によれば、カルが著名人だから狙われたわけではなく、幸いカル本人に怪我はなかった。

ただ、盗まれた携帯電話のうち1つは私物ではなく、合衆国政府から支給されたものだったため、カルは被害に遭った直後にホワイトハウスに連絡を取り、盗まれた携帯電話の通話を止めたという。情報や公人の電話番号の漏えいの心配もないというが、当局はチームを作って捜査に乗り出したという。相手をカル・ペンと知らず襲った犯人はまさかここまで大騒ぎになるとは思っていなかったはず。いまごろ、後悔しているのではないだろうか。

昨年からホワイトハウスの公共連絡局でアソシエイト・ディレクターを務めているカルは、今年中には職を離れ、俳優業にカムバックする予定。韓国系アメリカ人のジョン・チョウと組んだコメディ映画『Harold & Kumar』(原題)シリーズの3作目への出演が決まっている。



© Reuters/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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