「Dr.HOUSE」猛プッシュのこのコラムですが、作品に関する基本情報は前回や以前取り上げた際のものを参照していただくとして、今回は少々マニア向けな「Dr.HOUSE」の楽しみ方を。番組の人気を得て、映画界でも大活躍するキャストの近況に触れながら、「Dr.HOUSE」ワールドを広げていきたいと思います。「ER 緊急救命室」のジョージ・クルーニーが映画界のトップスターになったこと、また近頃では「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーやキャサリン・ハイグルが大ヒット映画で主演を張っていることを例に挙げるまでもなく(どちらも医療ドラマですね!)、TVドラマで人気者になれば、映画出演も増えるのがお約束。我らがハウス先生ことヒュー・ローリーも、映画活動に精力的です。まず、記憶に新しいところでは、ヒューがキアヌ・リーヴスと共演した『フェイク シティ ある男のルール』(右写真)は日本でも公開されたばかり。ヒューは、キアヌ演じるロス市警の問題児刑事トム・ラドローを調査する内部調査部の刑事を演じていました。しばしば刑事ドラマに登場し、仲間の動向を嗅ぎ回ることで、主人公の刑事たちから「うっとうしい!」と煙たがられる“内部調査部の刑事”ですが、まさにヒュー演じるジェームズ・ビッグスもそんな男。しかも、主人公のラドローは相当なワケありですから、リアルに煙たがられていました。そんな相手の動揺を見逃さず、「調査しちゃうよ〜」とプレッシャーをかけるビッグスの姿は…あれ? ハウス先生?「TVドラマの出演中にほかの作品に出る場合は、TVドラマの役を何となく応用できる役を選ぶのがベスト」と以前教えてくれたのは「グレイズ・アナトミー」のパトリック・デンプシーですが、ヒューのビッグスにもその傾向が。ハウス先生ファンは“ハウス先生、ロス市警に行く”な感覚で楽しめたりもする1作です。また、ヒューはドリームワークスの3Dアニメ大作『モンスターVSエイリアン』に声優として出演。日本では7月11日(土)に公開されます。こちらには「24」のジャック・バウアーことキーファー・サザーランドも参加していますよ。さらに、ヒュー以外のキャストに目を向けますと、「Dr.HOUSE」以降の映画出演作が最も多いのはハウス先生の部下、キャメロン役の美人女優ジェニファー・モリソン(左写真)。正義感が強く、ハウス先生に翻弄されっぱなしなキャメロン役をきっかけに大ブレイクした彼女は、まもなく公開される『スター・トレック』で主人公の母親を演じています。ちなみに、ジェニファーは「Dr.HOUSE」放送中の2005年にも映画『Flourish』を撮影していて、ここには「Dr.HOUSE」のチェイス役(ハウス先生の部下)にして、職場恋愛の末にジェニファーと婚約したものの現在は解消してしまったジェシー・スペンサーや「ゴシップガール」のレイトン・ミースターも出演しているのですが、日本で観られることは…残念ながらなさそうです。DVD発売で、「Dr.HOUSE」人気に火がつけば…もしかして!?プレイバック!「Dr.HOUSE」コラム>>※シーズン1 4月24日(金)より順次レンタルスタート『Dr.HOUSE シーズン1』DVD-BOX1(第1話〜第12話)価格:9,975円(税込)発売日:5月9日(土)『Dr.HOUSE シーズン1』DVD-BOX2(第13話〜第22話)価格:9,975円(税込)発売日:6月5日(金)※シーズン2 7月3日(金)より順次レンタルスタート『Dr.HOUSE シーズン2』DVD-BOX1(第1話〜第12話)価格:9,975円(税込)発売日:7月17日(金)『Dr.HOUSE シーズン2』DVD-BOX2(第13話〜第24話)価格:9,975円(税込)発売日:8月21日(金)発売・販売元:ジェネオン・ユニバ—サル・エンターテイメント© 2004-2006 Universal Studios. All Rights Reserved.
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