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『セックス・アンド・ザ・シティ2』、アブダビでは上映禁止か

先週公開が始まった日本では、映画館に足を運んだ女性たちから絶大な支持を得ている『セックス・アンド・ザ・シティ2』だが、キャリー、サマンサ、シャーロット、ミランダら4人のヒロインが豪華なバカンスを楽しむ地として登場するアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビでは本作の上映が危ぶまれているという。

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ジャパン・プレミアでのキャスト&スタッフ陣 
ジャパン・プレミアでのキャスト&スタッフ陣 
  • ジャパン・プレミアでのキャスト&スタッフ陣 
  • 『セックス・アンド・ザ・シティ2』 - (C) 2010 New Line Productions, Inc. and Home Box Office, Inc.
  • 『セックス・アンド・ザ・シティ2』 - (C) MMIX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.
先週公開が始まった日本では、映画館に足を運んだ女性たちから絶大な支持を得ている『セックス・アンド・ザ・シティ2』だが、キャリー、サマンサ、シャーロット、ミランダら4人のヒロインが豪華なバカンスを楽しむ地として登場するアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビでは本作の上映が危ぶまれているという。

UAEは、言うまでもなく人口の大半を敬虔なイスラム教徒が占めている。そんな地においても刺激的な服装に大胆な発言、と本拠地ニューヨークにいるときと少しも変わらないヒロインたちの姿が過激すぎる、というのだ。実は撮影にあたってもアブダビでロケは行わず、アブダビのシーンの大半は遠く離れたモロッコで撮影されたほどだった。

世界中で大ヒットした前作ももちろんアブダビでは上映されていない。だが、映画の中でのアブダビは「ドバイに勝るとも劣らない場所」と好意的に扱われているのだし、今後は映画を観て同地を訪れる観光客の数は増えそう。UAE側の思惑はさておき、さらなる繁栄のきっかけになるかもしれない作品なのだ。



写真は先日のジャパン・プレミア。
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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