「ルパンと次元のようなコンビ」(プロデューサー談)とはよく言ったもの。レトロなバーを根城に、いまどき見かけない黒電話で依頼を受けるキザな“探偵”と、何を考えてるのかよく分からない“相棒”。見るからに正反対で、どこか憎めない2人の関係は大泉洋と松田龍平そのままである。最近、見かけなくなったのは黒電話だけではない。探偵という存在そのものが、日本のストーリーテリングで絶滅危惧種と言えるかもしれない。煙草をふかしてどこか気だるそうに事件を嗅ぎ回る探偵。そんな、男ゴコロをくすぐる古き良き時代の“かっこよさ”を『探偵はBARにいる』の探偵&相棒コンビは思い出させてくれるのだ。北の哀愁あふれる繁華街・ススキノを舞台にした、美しくも儚い“新”探偵物語を2人に改めてふり返ってもらった。
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大泉洋、『探偵はBARにいる』続編決定も「僕はジャッキー・チェンじゃない」と苦言
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